土器川と財田川、2つの河川を国道で結んで敷設された土器川自転車道。讃岐富士を眺めつつたどるコース途中の琴平は、"さぬきのこんぴらさん"として知られた金刀比羅宮の門前町で、コースからわずかに脇にそれるだけで、その壮大な社殿を目の当たりにすることができる。そして、香川といったらやはりうどん。観音寺市内のうどん屋で、サイクリングを締めくくろう。
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●土器川を隔てた向こうには、小さいながらも優美な姿で存在感を示す讃岐富士が見える

1.土器川大橋脇の自転車道起点。ここから右岸の堤防上を進む

2.走り始めてまもなく、JR予讃線のガードをくぐる
 土器川河口のほど近く、土器川大橋から始まる自転車道。まずは右岸の堤防上を進み、JR予讃線のガードをくぐる。280m先の蓬莱橋東詰手前で、右に大きくクランクして河川敷へと下った自転車道は、そのまま橋をくぐって上流を目指す。
 いったん堤防上に戻った道は、丸亀大橋東詰で国道11号線と交差する。その国道を右に進み、橋を渡ってすぐも右。下流に向かってわずかに進んでUターンし、丸亀大橋をくぐる。
 土器川の河川敷は広く、運動場や広場に利用されている。一般道はこれらを隔てた先にあり、自転車道からクルマの排気ガスや騒音が気になることはない。ただ、休日にはスポーツや遊びにいそしむ人でにぎわうだろうから、ぶつかることのないように注意しよう。
 また、川を隔てた向こうには、小さいながらも優美な姿で存在感を示す独立峰が見える。その山は飯野山、というよりも讃岐富士の名で知られる香川県民が誇る名山だ。
 やがて路面には細かな凹凸が目立ってくる。年に数回は冠水する河川敷。そこに敷かれた自転車道の宿命のようなものだが、細いタイヤだと気になるだろう。

3.休憩所の先に広がる「せせらぎ水路・芝生広場」
 中方橋をくぐった先で堤防に上がり、トイレやあずまやのある休憩所に到着。その先には「せせらぎ水路・芝生広場」も広がっている。
 平面交差となる乙井大橋西詰で県道を渡り、高松琴平電鉄琴平線の鉄橋の先、国道32号線の祓川橋をくぐってすぐをUターン。橋のたもとの大きな鳥居が目印となる。
 その国道を西に向かい、四條交差点を直進。ここから先は道のどちら側にも歩道はなく、路肩の幅も狭い。榎井交差点を国道32号線とともに左折し、買田東交差点を右折。ここからは国道377号線となる。

4.国道32号線の祓川橋のたもとには、目印となる大きな鳥居がある
 いこいの郷公園を過ぎる辺りは上り勾配が続き、まんのう町と三豊市の境となる伊予見峠がピーク。ここから先は下り基調となり、財田川の支流、河内川に架かる新河内川橋を渡った10m先を右に曲がる。
 民家の間を抜ける細い道が一般道にぶつかったら右折し、30m進んだ枝道を左に入る。まもなく道は財田川の左岸沿いとなり、祇園橋脇を平面交差する。
 本誌5月号で紹介した香東川自転車道と同じく、なし崩し的に生活道にされてしまった道にはクルマやオートバイも入ってくるが、江藤橋の手前で河川敷に向かって分岐し、ここからは本来の自転車道となる。
 ただし、金熊橋の手前からは再び一般道と共用となり、稲積橋と並行する自転車歩行者専用の橋を渡る。渡ってすぐを左折し、川の右岸を進むこと2km余り。自転車道の終点は、新琴弾橋北詰を横切ったすぐ先となる。

5.直進なら金刀比羅宮へと向かう榎井交差点を、国道32号線とともに左折する


6.新河内川橋を渡った10m先となる、ここを右に曲がる


7.一般道にぶつかったら右折して30m、この枝道を左に入る

8.自転車道がいきなり未舗装となってビックリするが、その距離はわずか

9.稲積橋と並行する自転車歩行者専用の橋を渡る

10.琴弾山の山域には、2つの札所を始め神社仏閣が点在する。これは琴弾八幡宮の本殿となる神幸殿
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●計画距離(整備済み距離)
37.2km(37.2km)
●区間
土器川大橋(土器川自転車道起点)-(0:12)3.1km→丸亀大橋-(0:19)5.47km→休憩所-(0:19)4.72km→乙井大橋-(0:06)1.57km→祓川橋-(0:09)1.71km→榎井交差点-(0:07)1.69km→買田東交差点-(0:18)3.77km→伊予見峠-(0:08)3.79km→砂川交差点-(0:14)4.36km→新河内川橋-(0:30)7.46km→金熊橋-(0:03)0.68km→稲積橋-(0:10)2.48km→新琴弾橋(自転車道終点)
鉄道の場合:
[往路]JR予讃線「丸亀駅」(大阪駅からJR東海道・山陽本線、JR山陽新幹線、JR瀬戸大橋線、JR予讃線経由 1時間34分、7770円)北口から北上。さぬき浜街道と交差する丸亀市港町交差点を右折し、高松・坂出方面に向かう。富士見橋を渡った次、土器川大橋が自転車道の起点となる(7分、1.74km)。
[復路]自転車道終点の新琴弾橋を渡り、三架橋交差点を左折。道なりに進んだ先がJR予讃線「観音寺駅」(大阪駅までJR予讃線、JR瀬戸大橋線、JR山陽新幹線、JR東海道・山陽本線経由 1時間58分、8460円)となる(6分、1.88km)。
クルマの場合:
自転車道起点に近い丸亀駅周辺に、港駐車場や福島駐車場など市営の有料(105円/30分)駐車場がある。
●問い合わせ先
香川県土木部道路保全課
TEL.087・831・1111
●最寄りのサイクルショップ
サイクルショップまさだ
TEL.0877・22・2952
山下サイクル
TEL.0877・22・3660