利根川支流の広瀬川から利根川本流、同じく利根川支流の烏川そして井野川と、何本もの川をつないで延びる高崎伊勢崎自転車道。それぞれの川は規模も周囲の景色も異なっていて、川沿いの自転車道にありがちな単調さはない。起点と中間地点の2カ所で別の自転車道とつながっているから、つないで走ることもできる。
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●隣接するゴルフ場の間を抜ける区間には、ネットのトンネルが設置されている

●広瀬川沿いの自転車道は整備され、案内標識も分かりやすい

●案内標識の指示内容は、具体的で過不足がない
 自転車道起点の新開橋から利根川本流に合流するまでは、支流の広瀬川に沿って。この区間は特に整備され、案内標識はもちろん、横断する車道のほとんどが立体交差となっていてスムーズに走ることができる。
 さらに途中の伊勢崎大橋と中島橋には休憩施設が、豊受橋の先には「子供のもり公園」があり、トイレや休憩所が設置されている。子供のもり公園内には子供向けの自然体験学習施設「まゆドーム」(開館時間:9時30分~17時、休館日:火曜・祝日の翌日、入館料:無料、・0270-31-3778)もある。

●わずかな距離ながら、県道の右側を進むことになる
 利根川との合流地点で道は右に曲がり、やや荒れた路面へと変わる。遮るものの何もない道は、見晴しはいいものの風がまともに吹きつける。出かける前に天気予報をチェックし、風向きによっては逆コースで走ったほうがいいだろう。
 国道462号線の坂東大橋手前でジグザグに堤防を下り、その先は河川敷を進む。草むらには「マムシ注意」の看板が立っている。安易に近づかないようにしよう。
 4・3km先の五料橋で利根川を渡る。すると渡った先の利根川右岸には、右(上流)にも左(下流)にも自転車道が延びている。右は県央自転車道で、目指す高崎伊勢崎自転車道は左。800・ほど先で右に大きくカーブすると、そのまま烏川左岸に沿った道となる。
 右手の河川敷には県営の新玉村ゴルフ場と玉村ゴルフ場。自転車道は隣接する両ゴルフ場の間を突っ切っていく。ゴルフボール除けのネットがトンネルをつくっていて、ちょっと変わった感じがするところだ。

 ゴルフ場を抜けた先、県道40号線の岩倉橋では、北詰の信号のない横断歩道を渡って左折。橋を渡ったら右折し、その先の新栄橋を渡って温井川の対岸へ。ここから県道13号線の柳瀬橋までは烏川の右岸を進む。

●群馬の森内の自転車道は真新しい
 関越自動車道のガードをくぐり、柳瀬橋を渡る。渡った先の案内標識は烏川左岸を引き返すようにも見えるが、県道右側の歩道を進むのが正解。道には自転車道であることを示す茶色の線が引いてある。
 1km進んだ右側が「県立公園群馬の森」。園内の自転車道は真新しく、トイレや無料の駐車場もある。さらには「群馬県立近代美術館」(開館時間:9時30分~17時、休館日:月曜※祝日の場合は翌日、入館料:300円/一般※常設展示のみ、・027-346-5560)や「群馬県立歴史博物館」(開館時間:9時30分~17時、休館日:月曜※祝日の場合は翌日、入館料:200円/一般※常設展示のみ、・027-346-5522)もあって見どころには事欠かない。
 公園を抜け、国道354号線を横断した先からが井野川沿いの道となる。井野川はこれまでの川に比べ、規模がグッと小さくなる。川沿いには家並みが続き、まさに都市の中小河川といった風情。車道の横断も多く、何度か足留めを食わされる。
 JR両毛線のガードをくぐり、500・ほどで国道17号線と交差。ここが自転車道の終点となる。
 先ほどのガードから300・北に向かったJR両毛線の井野駅が最寄りとなるが、東京方面に戻るなら、高崎駅まで走ったほうが交通の便がいいだろう。

●子供のもり公園内のまゆドームは、自然体験学習施設

●利根川本流沿いの自転車道は、やや荒れた路面へと変わる

●五料橋先のこの分岐を、巻くように左に進むのが県央自転車道

●この横断歩道を渡ったら、左折して岩倉橋を渡る

●烏川運動場近くにある自転車道の休憩所

●家並が続く井野川沿いの自転車道
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●計画距離(整備済み距離)
42.5km(42.5km)
●区間
新開橋-(0:09)2.55km→伊勢崎大橋休憩施設-(0:16)3.66km→豊受橋-(0:02)0.67km→子供のもり公園-(0:10)3.68km→中島橋休憩施設-(0:04)0.95km→利根川合流地点-(0:21)5.29km→坂東大橋-(0:19)4.30km→五料橋-(0:26)6.76km→岩倉橋-(0:11)2.05km→烏川運動場-(0:12)3.17km→柳瀬橋-(0:06)1.04km→群馬の森-(0:24)5.53km→下井野川橋-(0:16)3.96km→町田橋-(0:08)1.98km→自転車道終点
鉄道の場合:
[往路]JR両毛線&東武伊勢崎線「伊勢崎駅」(東京駅からJR上越新幹線、JR両毛線経由 1時間21分、4610円)から駅前の道を進み、県道2号線と交差する本町2丁目交差点を前橋方面に向け右折。広瀬川に架かる新開橋から自転車道が始まる(6分、1.28km)。
[復路]自転車道の終点に接する国道17号線を南下。300m先の問屋町入口三差路を左に進み、後は案内標識に従って進むとJR上越新幹線&高崎線&上越線&両毛線「高崎駅」(東京駅までJR上越新幹線経由 53分、4290円)となる(16分、4.43km)。
クルマの場合:
関越自動車道「高崎インター」(練馬インターから関越自動車道経由 2600円)から約15分の群馬の森内に、無料の駐車場(利用時間:7時30分~18時30分/4月~9月、8時~17時30分/10月~3月)がある。
●問い合わせ先
群馬県土木部道路維持課
TEL.027-226-3596
●最寄りのサイクルショップ
リボックス
TEL.0270-23-9221
POWERKIDS
TEL.0270-23-9080
CYCLEYOSHIDA吉田商会
TEL.027-363-8161
●最寄りのサイクリング道路
起点の新開橋が、15.5km先の前橋市営テニスコートまで続く桃の木川サイクリングロードの起点ともなる。また途中の五料橋が、渋川市金井まで続く県央自転車道の起点となる。