サイクルスポーツ2026年2月号 ロードバイクの過去・現在・未来
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125 バックナンバーのご案内
130 ニャンクルスポーツ/編集後記
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雑誌コード:04137-6
ISBN:4910041371044


Cover Story
なぜ、いま「ロードバイクの総括」を行うのでしょうか。
少なくとも僕らにとって、2025年は激動の一年でした。世間の話題は AI で持ちきりとなり、その波は気付けば自転車雑誌やメディアの制作現場にも押し寄せ、欠かせない存在になりました。もちろん、それは自転車の開発・流通・販売といった現場においても同じか、あるいはそれ以上の変化をもたらしています。世界は確実に次の段階へと移行しています。
一方で、体を動かし汗をかき、感性に基づき楽しさを味わう……そんな「自転車の本質的な魅力」は、これからも変わることはありません。それならば、雑誌という“人が作る紙のメディア”は、この自転車に人生を捧ぐ人々が過去と現在を見つめ直し、語り合うことで、新しい未来への視点を提示できるのではないでしょうか。2026年を迎えるいま、僕たちはターニングポイントに立っています。だからこそ、このタイミングで一つの時代を総括する必要があるのではないでしょうか?
この特集を手に取ってくださった方はきっと、ロードバイクを長く愛してきた人、あるいはこれから愛してくださる人でしょう。だからこそ、新しいサイクリングのために、この特集をあなた自身の糧にしてほしい。もっとロードバイクを語り、もっと未知なる世界へ踏み出すために。今号の表紙には、そんな僕らの期待ーー”光”の印象を込めました。
あなたが総括してくれることで、また新たな時代が始まるのです。
Text:本誌・江里口恭平
photo:佐藤竜太











