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パナソニックがより本格的なオフロード走行に向けたeバイク「XM2」と、アーバンコミュートモデル「XU1」を発表!【eバイクジャパン】

パナソニックが新たに2種類のeバイクを発表! これまで発売されたeMTBのXM1の上位機種にあたる「XM2」と、アーバンコミュートモデルの「XU1」だ。5月18日(金)に東京・二子玉川のパナソニックコーポレートショールームで行われた発表会からレポートをお届けする。

 
text&photo:江里口恭平

本格eMTB「XM1」の上位モデルとして、ドライブユニットに内装変速を採用した「XM2」

「XM2」 完成車価格/38万円(税抜)
「XM2」 完成車価格/38万円(税抜)
発表会ではパナソニックサイクルテック代表取締役社長である片山栄一氏より、パナソニックグループ全体の戦略などが説明された
発表会ではパナソニックサイクルテック代表取締役社長である片山栄一氏より、パナソニックグループ全体の戦略などが説明された
スポーツインストラクターとして、インドアトレーニングやサイクリングツアーなどを幅広く手がける平野由香里さんとトークセッションを行う片山社長
スポーツインストラクターとして、インドアトレーニングやサイクリングツアーなどを幅広く手がける平野由香里さんとトークセッションを行う片山社長
全日本実業団自転車競技連盟理事長を務める片山右京氏も登壇。eバイクによって変わるモビリティの未来を語った
全日本実業団自転車競技連盟理事長を務める片山右京氏も登壇。eバイクによって変わるモビリティの未来を語った

パナソニックが2017年に日本で初めて「eMTB」として発売した「XM1」。それまですでに海外で流通していたeバイクこと高性能電動アシスト付きスポーツバイクへ搭載していたドライブユニットやバッテリーを、日本向けに調整して発売したこのモデルは、当初の予想を上回る反響となり国内のeMTB需要を広げてきた。

そんななか2018年に発売されるモデルとして発表されたのが、そのXM1の上位モデルである「XM2」だ。
上位モデルといっても、フレームの素材やコンポがグレードアップしたというわけではない。なんとドライブユニット内部に2段階の内装変速を設けることで、より幅の広いワイドギアが選択できるようになった。

内装変速というと、一般車の後輪ハブに搭載されているイメージするだろうが、ここではドライブユニットの動力伝達を担う軸にあるギアを変化させることで、ドライブ内で変速できる。
1〜1.41の比のワイドギアレシオを採用することで、通常のオンロード走行ではギア比を大きくし、急勾配が多発するオフロード上においては小さいギア比を使うことで、あらゆる地形で一定のケイデンスを保つことができ、それは結果的にモーター駆動効率を良くする。大阪の暗峠など激坂が続く道においては、従来のeバイクモデルよりもタイムを短縮できるというデータも既に出ているという。
また、バイクが停止している際にも変速できるなど、よりストレスフリーであるため、これまでスポーツバイクに慣れていなかった人でも簡単に扱うことができる。

同時にバッテリーも従来の8Ahから12Ahに大容量化。従来以上に長距離・長時間スポーツ走行を楽しむことができる。セミインテグレーテッド化されたことで、デザイン的にもスポーティなフォルムを損なうことがない。


spec.
・「XM2」 完成車価格/38万円(税抜)
フレーム:アルミ フォーク:SRサンツアー製330mm ドライブユニット:パナソニック・マルチスピードドライブユニット メインコンポ:シマノ・SLX タイヤ:27.5×2.2 重量:24.0kg
カラー:マットチャコールブラック、フラットアクアブルー(初回限定20台)

1充電あたりの走行距離:107km(ECOモード)、75km(AUTOモード)、61km(HIGHモード)、 リチウムイオンバッテリー容量:36V-12Ah 充電時間:約4.5時間
2018年7月2日発売予定

 
内装2段変速を搭載したパナソニック製ドライブユニット。これによりアシスト4段階、内装2段階、外装変速10段階の合計80通りの変速が実現した
内装2段変速を搭載したパナソニック製ドライブユニット。これによりアシスト4段階、内装2段階、外装変速10段階の合計80通りの変速が実現した
ダウンチューブと一体化したセミインテグレーテッドバッテリー。こちらもパナソニック製で、12Ahの大容量
ダウンチューブと一体化したセミインテグレーテッドバッテリー。こちらもパナソニック製で、12Ahの大容量
バッテリーより給電するタイプのスポーツLEDランプを中央に備える。ハンドル幅は680mmと、よりダート走行に信頼感の出る幅に
バッテリーより給電するタイプのスポーツLEDランプを中央に備える。ハンドル幅は680mmと、よりダート走行に信頼感の出る幅に
ハンドル左手に設置される操作ユニット。ここから軽く押す・長押しを分けることで、内装変速とアシストの操作を行う
ハンドル左手に設置される操作ユニット。ここから軽く押す・長押しを分けることで、内装変速とアシストの操作を行う
リアの変速はシマノ・SLXで10段階変速。11段にしない理由として、モーターのパワーにアルミ製のワイドギアが持たないことから信頼製を優先した結果だ
リアの変速はシマノ・SLXで10段階変速。11段にしない理由として、モーターのパワーにアルミ製のワイドギアが持たないことから信頼製を優先した結果だ
フロントフォークはSRサンツアー製で、トラベル量は330mmとより本格的に。ブレーキはもちろん前後ディスクブレーキ
フロントフォークはSRサンツアー製で、トラベル量は330mmとより本格的に。ブレーキはもちろん前後ディスクブレーキ

ロングツーリングやアーバンライドに最適な「XU1」

「XU1」 完成車価格/22万5000円(税抜)
「XU1」 完成車価格/22万5000円(税抜)

XM1と同一のバッテリーとドライブユニットを採用しつつ、通勤通学などのアーバンライドに最適化された「XU1」。
セミファットに近い700×50Cのタイヤとともに、上質感のあるアルミ製のフェンダーとリアキャリアを標準で装備しているので、普段使いだけでなく長距離のロングツーリングでも疲れにくく使い勝手がいいというeバイクだ。

また、アシスト比についてもダートコースが想定されていたXM1と比べてより街乗りに適したアシストフィールを採用している。
これまでの一般的な電動アシスト付き自転車のユニットを装備したクロスバイクタイプのモデルに比べて、よりスマートなワンランク上のeバイク体験を可能とするだろう。


今回の発表会の中で、パナニックサイクルテック代表取締役社長の片山氏は
「このXM2、XM1、XU1は『Xシリーズ』として、”可能性が交差する”というイメージを掲げています。スポーツeバイクの試乗をますます拡大させていくとともに、今後は単なるモノを作って売る企業ではなく、幅広い世代の人が参加できるサイクリングツアーや、 観光地でのレンタル・リースサービスなど、実際に体験してもらう企画へ力を入れていく予定です。
eバイクという新しいモビリティの楽しみ方を、エンターテイメントやスポーツの側面から創造していきたいです。」と話した。



spec.
「XM1」 完成車価格/33万円(税抜)
フレーム:アルミ フォーク:SRサンツアー製120mm ドライブユニット:パナソニック・スポーツドライブユニット メインコンポ:シマノ・SLX タイヤ:27.5×2.2 重量:22.1kg
カラー:マットチャコールブラック

1充電あたりの走行距離:78km(ECOモード)、54km(AUTOモード)、42km(HIGHモード)、 リチウムイオンバッテリー容量:36V-8Ah 充電時間:約3時間
2018年7月2日発売予定


「XU1」 完成車価格/22万5000円(税抜)
フレーム:アルミ フォーク:アルミ ドライブユニット:パナソニック・スポーツドライブユニット メインコンポ:シマノ・アリビオ タイヤ:700×50C 重量:24.5kg
カラー:シャインパールホワイト、マットロイヤルブルー

1充電あたりの走行距離:82km(ECOモード)、57km(AUTOモード)、44km(HIGHモード)、 リチウムイオンバッテリー容量:36V-12Ah 充電時間:約4.5時間
2018年7月2日発売予定

 
タイヤにはエアボリューム700×50Cを採用。実質29インチのMTBタイヤと同等となる
タイヤにはエアボリューム700×50Cを採用。実質29インチのMTBタイヤと同等となる
ちょっとした荷物を運ぶのに便利なリアキャリア。オプションパーツでバッグなどを付けることができる
ちょっとした荷物を運ぶのに便利なリアキャリア。オプションパーツでバッグなどを付けることができる
これまで発売されていた「XM1」 (完成車価格/33万円・税抜)は、ハンドル幅やライトをXM2と統一するというマイナーチェンジを行った
これまで発売されていた「XM1」 (完成車価格/33万円・税抜)は、ハンドル幅やライトをXM2と統一するというマイナーチェンジを行った

問い合わせ先

パナソニック
http://cycle.panasonic.jp