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創業177年、スペイン最大の自転車メーカー「オルベア」の魅力

1840年、銃器や鋼管の製造会社としてスペインのバスク地方で創業したオルベア。1930年に自転車メーカーへと転身し、今ではスペイン最大規模の総合自転車ブランドへと発展した。今年7月、オルベアはニューモデルのオルカエアロを発表。ツール・ド・フランス2017でN・ブアニをはじめ、コフィディスの3人の選手がこれを駆り、大きな注目を集めた。 
 
text:Yuichi Oya photo:Yukio Yoshimi/Junya Yamauchi/Takuji Hasegawa

オルカエアロ登場!

オルベア初となるエアロロード、それがこのオルカエアロだ。 最新のUCIルールを反映したもので、空力特性に注力しつつも剛性と軽さも犠牲にしていない。 各種コンポとの相性も優秀だ。 

ORCA AERO
●フレームセット価格/39万円(税抜)
●フレーム/カーボン
●フォーク / カーボン
● フレームセット重量 / 1150g 
● BB / BB386EVO
●サイズ/47、49、51、53、55、57、60
●カラー/メタルブラックサテングロス、オレンジサテングロス
※写真のバイクはチームカラーで市販品とは異なります。 
 
前後方向から見た際、わずかに弧を描くようにデザインされたストレートフォーク。この部分だけでオルカOMRに対し、4W分の空気抵抗を削減
ヴィジョンのステム一体型ハンドル、メトロン5D用のトップカバーを作成。一般的なハンドルとステムを組み合わせることも可能だが、空気抵抗の差は6Wにもなる
ヘッド〜ダウンチューブ〜チェーンステーをつなぐパワートランスファーの形状と積層を工夫することで、オルカOMRを超えるねじれ剛性を確保。スプリンターのN・ブアニ選手の要求に応える
制動力や整備性などを鑑みて専用品を見送り、ダイレクトマウントブレーキを採用
ボトルケージ用のネジ穴を3つにしエアロボトルに対応

初のエアロロードは剛性面でも過去最強に

昨年のツール・ド・フランスで5世代目となるオルカOMRを登場させたオルベアが、早くもプロ向けのニューモデルを今年のツールに投入。それがオルカエアロだ。 開発の背景には、UCIがフレーム形状の規則を改訂したこと、プロ選手に勝てる機材を供給するという使命、そして市場の要望に応えるという3つの要素があったという。

「フレームを構成するチューブ断面の縦横 比(3 : 1)に関するルールが撤廃されたことを受け、オルベア初の本格的なエアロロ ードを作ることにしました。開発するにあたってまず決めたのは、何を重視するべきか。現在、機材を供給しているコフィディスには、ブアニのように1500W(!)を発揮するスプリンターをはじめ、クラシックレースで活躍するような選手が数多く所属しています。エアロダイナミクスのみを追い求めるとフレームはスリムになり、十分な剛性を確保できません。そこで、あえて快適性を犠牲にし、空力と剛性をバランスさせつつ、そのなかで可能な限りの軽量化も狙いました。結果、フレーム重量はオルカOMRの795gに対して1150gとなりましたが、ねじれ剛性は94Nmから104Nmへと大幅にアップ。これはオルベア史上最強ですね」と、答えてくれたロード部門の責任者であるヨゼバ氏。

そこで、多くのサイクリストが抱いている疑問、エアロロードが我々にとって意味があるのかを聞いてみた。
「週末のサイクリング程度では空力の良さを実感できないでしょう(笑)。でも、私たちは勝つための機材をプロに供給するという使命がある。このオルカエアロは、オルカOMRに対してフレームとフォークを合わせて31W分もの空気抵抗を削減できるというデータがあり、50kmのタイムトライアルでは約90秒ものアドバンテージを生み出します。今年のジロを思い出してみてください。21日間、約90時間も争ったのに1位と2位の差はわずか31秒でした。そう考えると、プロにとっては空力特性が重要だということが分かるでしょう」

このオルカエアロは、各社のコンポを取り付けるうえで問題が少ないのも特徴だ。
「機械式、電動式の両方に対応するだけでなく、スラムのeタップを選択した場合には専用のプレートで内蔵穴を完全にふさぐこともできる。また、エアロロードでは専用ブレーキがトレンドですが、制動力や整備性、組み付けやすさを優先し、ダイレクトマウントを採用しました。そして、もちろんマイオーによって自分だけのカラーリングも選択できます。オルカエアロは最新のUCIレギュレーションを反映したエアロロードであり、空力特性は間違いなくトップクラス。しかも、コンポのアッセンブルがしやすいうえに、価格も他社のハイエンドモデルより低めに設定しました。ぜひ我々の自信作を日本でも楽しんでください」 
 
オルベアロード部門責任者 ヨゼバ・アリザガ ●元エリートライダーで、チームパーシュートのスペイン王者。引退後ポルティなどでメカニックを務めたあと、カンパニョーロの広報を担当。現在は地元オルベアで活躍中

大屋 雄一の試乗インプレッション


【エアロロードのイメージを覆す意欲作】
走り出した瞬間、すばらしいエアロロードが誕生したと思った。速さを実感できるうえに快適で、ブレーキは良く利くし、ハンドリングのマナーもいい。そして、何よりスタイリングが刺激的だ。

では、それぞれの項目について詳しく説明していこう。まずは速さについて。試乗車にアッセンブルされていたホイール(ヴィジョンのメトロン40SLクリンチャー)との相性も少なからず影響していると思うが、入力に対してダイレクトに加速する、いや、わずかに先走りしているような錯覚すら伴いながらスピードが上昇し、さらに高い速度域を維持しやすい。責任者のアリザガ氏は「空力は体感できるものではないよ」と笑っていたし、これがエアロダイナミクスによるものかは分からないが、プロ機材の何たるかはこれに乗ることで実感できるはず。 

続いて快適性について。開発の際にこれを犠牲にしたと聞いていたのだが、意外なほど乗り心地がいい。オルカOMRと比べれば確かに硬くはあるが、細かな振動の吸収性が高く、上質さすら感じられるのだ。 ブレーキは、前後ともコンベンショナルなシステムを採用しており、コントロール性、絶対制動力とも文句なし。シューやワイヤが調整しやすいのも魅力的だ。ハンドリングは、加速性能のために剛性を高めたパワートランスファーのおかげか、ヘッドチューブ付近がしっかりとしており、高い速度のままコーナーに進入しても不安がない。加えて、上りのダンシングでのキビキビとした反応もこれの影響が大だろう。 横風による影響は少なく、重量面でのネガも平坦ではほぼ無視できるレベル。最新にしてトップクラスのエアロロードだ。 
 

ORBEA BRAND HISTORY

今年で創業177年という非常に長い歴史を有するオルベアは、 たゆまぬ努力によってスペイン最大の自転車メーカーへと発展した。 
 
1840~1929
銃器メーカーとしてオルベア兄弟が1840年に設立。第一次世界大戦後、銃の需要が減少したため、ノウハウを生かせる鋼管メーカーへ 
 
1930~1968
1930年に自転車の生産を開始。同時にプロチームも結成し、マリアーノ・カニャルドがカタルーニャ一周で早くも初優勝を遂げている 
1969~1982
1969年、スペインを襲った不況により協同組合企業へ。会社としての規模を拡大しつつ、しばらく離れていたプロ競技への供給を復活
 
1983~1989
ロードレースに復帰したオルベアはペドロ・デルガドと契約。1985年にブエルタを制し、1987年にツール総合2位になるなど、表舞台で大活躍した 

1990~2002
バスク出身者で構成されるエウスカウテル・エウスカディに機材を供給。ロベルト・ライセカやイバン・マヨらが旋風を巻き起こした

2003~2014
2003年に世界初のカーボンバイクの一台であるオルカが誕生。2008年の北京五輪ではS・サンチェスがロードレースで金メダルを獲得 
 
2015~
エウスカウテルの解散後、フランスのコフィディスに機材提供を開始。本社工場ではマイオーのために塗装ブースのレイアウトを変更
 

オルベア2018年モデル「テラ」

オルベアもついにオールロードのジャンルに参入! 地球や大地を意味するテラと名付けられたニューモデルは、その名のとおりあらゆる路面での快適性やオールマイティさを与えられた意欲作である。
 

【コンポ違いによって6モデルを用意する】
アメリカ発祥であり、グラベルロードなどとも称されるロードバイク新カテゴリーに、オルベアがニューモデル〝テラ〞で参入することに。最大のポイントは、エラストマーなど重量増となるギミックをあえて使わず、主に造形によって快適性と剛性をバランスさせていることだ。タイヤサイズは40Cまで許容し、フォークはブレードを長くすることで衝撃吸収性を向上。最も小さなXSサイズでトップチューブ長は531mmと長めだが、これは短めのステムを選ぶことでグラベルでの操作性を上げるのが狙いだ。なお、このテラも2万円(税抜)のアップチャージでマイオーが選択可能である。

TERRA -テラ-
●シマノ・デュラエース機械式完成車価格/70万円(税抜) 
●スラム・フォース完成車価格/50万円(税抜) 
●シマノ・アルテグラDi2完成車価格/60万円(税抜) 
●シマノ・アルテグラ機械式完成車価格/44万円(税抜) 
●スラム・ライバル完成車価格/40万円(税抜) 
●シマノ・105完成車価格/40万円(税抜) 
●フレーム/カーボン 
●フォーク/カーボン 
●ブレーキ/ディスクブレーキ 
●BB/PF30 
●シートポスト径/φ27.2 
●サイズ/XS、S、M、L、XL 
●カラー/グリーンブラック、ブラック、ブルーレッド、グレイブルー、アンスラサイトイエロー
 
トップチューブからシートステーにかけてスムーズにつながる造形。27.2mm径という細めのシートポストも快適性に貢献する
リヤのブレーキホースはダウンチューブと左チェーンステーに全て内蔵される。ラインナップにアルテグラDi2仕様があることからも分かるように、フレームは電動コンポにも対応
BBドロップはオルカやアヴァンよりも少なめ、トップチューブは長めに設計されている

ORBEA プレミアムワランティ

少額で破損したフレームを新品に!
買って間もない愛車のフレームを不慮の落車 やちょっとした輪行時のミスなどで壊してしま うことはある。近年、自転車向けの車両保険が登場してきており、盗難と事故による車両破壊に対応するものもあるが、レース中の落車や自分のミスによるフレーム破損といった、ありがちなケースにまで対応できる保険サービスはなかなかない。 そんななか、オルベア代理店ポディウム社が提供するプレミアムワランティは画期的だ。購入時に手続きを行い保証加入料を支払っておけば、万が一大切なフレームを壊してしまった場合、少ない金額で新品と交換できるのだ。ぜひ活用し、安心してライドを楽しみたいところだ。 


申し込みから保証の利用までの流れ
1. 対象となる製品を正規販売店で購入する際、"ライフタイムワランティ"へ登録する。
※ フレームに記載された登録番号を登録すると、無料で製造瑕疵に対する保証を受けられるベーシックなサービス。 適用期間は無期限。

2. 保証加入料を支払い、プレミアムワランティへ登録する。
※ ただし、購入から7日以内に申し込みの必要あり。

3. フレームが破損したら購入店に連絡し、本保証の利用を申し出る。

4. 購入店を通じてフレームセットをポディウム社へ返送。

5. ポディウム社より、代替フレームセットを手配。

6. 新品フレームセットが購入店に届く。 

●オルカOMR マイオーカスタムフレームセット(購入金額50万円)なら11万円で新品に交換可能(1日あたり約150円)
●オルカOMP 105完成車(購入金額36万円)なら 7万5000円で新品に交換可能(1日あたり約102円)
●アヴァンハイドロH30 105完成車(購入金額18万円)なら 3万3000円で新品に交換可能(1日あたり約45円)

 

オルベア 2018年モデル

これからのロードバイクはどこへ向かう?

オルベア営業部長 ウナイ・ディエゴ(写真左)かつて中国にあった自社工場の責任者を務め、今は香港オフィスでアジア市場を担当。ロードバイクでのサイクリングが趣味という
マイオーがゲームチェンジャーに
モンドラゴン・コーポラティブ(協同組合企業)の一部門であるオルベア。3年前に中国の自社工場を閉鎖し、現在の製品はすべてマラビア本社で生産されている。

「ポディウムとの付き合いは長く、日本市場からの要求が一番強いんです(笑)。それらは結果的に製品の品質や生産性の向上につながったので、非常に感謝しています。 私たちがロードバイクに限らず、MTBやトライアスロンのトッププロ選手に機材供給を続けているのは、まず第一に競技が好きという理由があります。2つ目は、プロ選手からの要望は製品開発にとって非常に有意義だということ。そして3つ目は、広報活動ですね。ご存じのとおり、今はフランスのコフィディスに供給しています。カラーリングなどが自由にカスタマイズできる"マイオー"は、かつてオルベアが各軍隊の要望に応じて銃器を製造していたこと、また一昔前はフレームのカラーが自由に指定できたので、つまり原点回帰とも言えるシステムです。工場のレイアウトを大きく変更するなど設備投資は大変でしたが、昨年はハイエンドのオルカOMRの販売数が77%も伸びるなど、売り上げに大きく貢献しました。これは業界的にもゲームチェンジャーになり得ると考えています。ロードバイクはすでにカーボンが中心であり、アルミやクロモリなどの金属素材よりも、今はカーボンのレイアップやモールディングなどの開発に注力しています」 


 
ライトウェイト営業部長 デイビッド・バーグマン●19名が働いているライトウェイトの営業部長であり、13年前から同社に勤務。今回のキャンプでは自社製品で淡路島を堪能していた
ロードディスクブレーキ化は大賛成
ドイツの航空宇宙産業の中心地にあるカーボンスポーツ社。その一部門であるライトウェイトは、一般的なメーカーでは加工はもちろん入手すら不可能なカーボン繊維を製品に用いており、完全一体型という構造的な特徴と合わせて、究極のホイールを生み出している。セールスマネージャーであるデイビッド氏は、アジアでも特に日本は重要な市場だと考えているとのこと。 

「我々は、第4世代でリムの積層数を増やすなどして、カーボン特有の熱問題をほぼ解決できたと確信しています。ホビーサイクリストが下り坂でブレーキを8分間かけ続けても問題ありません。これは他社のハイエンド製品に対し、2.5倍もの強さに相当します。続いて我々のチャレンジはディスクブレーキでした。ローターを支持するアルミスリーブからカーボンハブへ熱が伝わるため、最悪の場合、ここで剥離が発生します。これを解決するために、断面が五 角形のペンタゴンハブを開発しました。1本のカーボンスポークがこの五角形の面に沿って対面のリムをつなぐので、必然的にスポーク本数は20本となります。一般的なテンションスポークと異なり、トルクの変動に対してタイムラグなしに力がリムを通じて路面に伝わるので、加速だけでなく減速方向にも有利なんです。我々の顧客ですらUCIルールに縛られるのは5%でしかなく、安全性向上の面でもロードバイクのディスクブレーキ化は大賛成ですね」 
 

Lightweight 大試乗会

憧れのライトウェイトのホイールを試せるまたとないチャンスに応募者が殺到! 風の強い平坦、きつい上り、テクニカルな下りで、究極の回転体を思う存分味わった。

全ての項目で4点以上の高評価!
ポディウムが取り扱っているブランドのユーザー、または興味のあるサイクリストを対象に行われるのが、ポディウムキャンプだ。昨年初開催の第1回から数えて7回目となるオルベアキャンプでは、何とライトウェイトホイールを装着した試乗車が用意され、この情報を知って申し込んだ人も多かったようだ。購入前にホイールを試せる機会はほとんどなく、しかも高額ゆえに在庫しているショップがほとんどないという現状を考えると、気になるユーザーにとってまたとないチャンスだろう。

試乗後に簡単なアンケートを取らせていただき、5段階評価でまとめた。いずれの項目も4以上であり、多くの人がため息まじりに「これはズルい」と話していたのが印象的だった。確かに高額ではあるが、営業部長のデイビッド氏は耐久性に絶対の自信を持っており、長く使えることを考えるとその価値は十分にある。 

 

ヴィグヴァイザー クリンチャー ディスク


●価格/45万円(前後セット・税抜)、22万円(フロント単体・税抜)、25万円(リヤ単体・税抜)
​●重量(前後)/1450g
●リム高/36mm
●リム幅/24mm
●スポーク数/フロント20、リヤ20
●最大システムウエイト/120kg(ホイールにかかる限界総重量)
●マウントタイプ/センターロック
●ローターサイズ/160mm(フロント)、140mm・ 160mm(リヤ) 


大屋 雄一の試乗インプレッション【新しい手法で作られた注目の製品】
24mmというワイドなリムは、フィラメントワインディング法による完全オートメーションにて製作。このリムの外側に三角形のピースを介してスポークを接着するという新しい手法で作られたのが、このヴィグヴァイザーという製品だ。なお、対応するタイヤサイズは25C~32Cとなっている。 同じクリンチャーディスク仕様のマイレンシュタインとの公称重量差は、前後合わせて60g。ゼロ発進でのこぎ出しこそやや重く感じられるが、その後に続くソリッドな踏み心地にライトウェイトのDNAが色濃く残る。

そして、完全一体型という構造ならではのメリットを感じたのは、減速時のリニアなフィーリング。同社がディスクブレーキに注力する理由がここにあろう。純粋に速さのみを追求するならマイレンシュタインをオススメするが、現実的な価格でライトウェイトの世界観を味わいたいのなら、これはいい選択となるだろう。 


User Review
こぎ出しの軽さ ★★★★+
上りの軽さ ★★★★
剛性 ★★★★+
快適性 ★★★★
平地の巡航性能COMMENTS ★★★★+

COMMENTS 
★ライトウェイトのとがった感じがなくなった。数あるディスクブレーキ対応ホイールの中で最高だと思います
★カッチリしていていい。値段が安ければさらにいいですね(笑)
★何から何まで最高! いつかは買いたい
※ 20代~50代の男性3人が試乗。評価はその平均値。 
 

マイレンシュタイン オーバーマイヤー

●価格/69万円(前後セット・税抜)、29万円(フロント単体・税抜)、40万5000円(リヤ単体・税抜)
●重量 (前後)/935g
●リム高/47.5mm
●リム幅/20mm
●スポーク数/フロント16、リヤ20
●最大システムウエイト/90kg 


大屋 雄一の試乗インプレッション【加速の余韻こそ この製品の真骨頂】
同社の主力商品であるマイレンシュタインオーバータイマー。圧倒的に軽いのだが加速感は軽薄ではなく、また剛性は高いけれども路面のギャップに弾かれにくいという、まったくもって独特の乗り味だ。5%前後の緩い上り坂で、本来ならペダルを下死点(6時の位置)まで踏み込むのは無駄なのだが、その時点ですらスーッと加速の余韻が残るのがこのホイールだ。さらに、リムの精度の高さが伝わってくるブレーキフィーリング、控えめなデザインのデカールなども所有欲を満たしてくれる。

User Review
こぎ出しの軽さ ★★★★+
上りの軽さ ★★★★+
剛性 ★★★★+
快適性 ★★★★+
平地の巡航性能 ★★★★★

COMMENTS
★軽くてこぎ出しが軽い
★すげえ、ライトウェイト!
★見た目に反して上りのアドバンテージがすごい
※20代~50代の男性5人が試乗。評価はその平均値。 
 

マイレンシュタイン クリンチャー ディスク

●価格/66万円(前後セット・税抜)、32万円(フロント単体・税抜)、36万円(リヤ単体・税抜)
●重量(前後)/1390g
●リム高/47.5mm
●リム幅/20mm
●スポーク数/フロント20、リヤ20
●最大システムウエイト/120kg
●マウントタイプ/センターロック
● ローターサイズ/160mm(フロント)、140mm・160mm(リヤ) 


大屋 雄一の試乗インプレッション 【荒れた路面を捉え続ける下り性能】
ヴィグヴァイザーとの重量差はわずか60gだが、こぎ出しはこちらのほうが明らかに軽い。ただ、リムハイトが高い分だけ横風の影響は受けやすいと感じた。チューブラー仕様ほどではないにせよ、やはり登坂性能は高い。加えて今回の試乗で特にいいと感じたのは、衝撃の吸収力だ。ギャップで弾かれにくく、しかもその後の収束が早いので、下りコーナーでの安心感は絶大。さらに、狙ったラインをトレースしやすいのは、軽さと横剛性の高さが成せる業か。まさしく逸品だ。

User Review
こぎ出しの軽さ ★★★★+
上りの軽さ ★★★★
剛性 ★★★★
快適性 ★★★★
平地の巡航性能 ★★★★+

COMMENTS
★最高です
★とにかく軽い! お金があれば欲しい
★上質で変な硬さがない。 硬いけど柔らかいと言うべきか
※30代~60代の男性4人が試乗。評価はその平均値。
 

ORBEA CAMP 2017 in AWAJISHIMA


2017年6月下旬、兵庫県の淡路島にてオルベアキャンプが開催された。

メインイベントのサイクリングは距離40km、獲得標高約500mというなかなか走り応えのあるコースプロフィールで、オルベアのヨゼバ・アリザガ氏やウナイ・ディエゴ氏、ライトウェイトのデイビッド・バーグマン氏もこれに参加した。チームパーシュートの元スペイン王者(!)であるヨゼバ氏は、現役を引退して長いとはいえ脚力は衰えておらず、参加者が苦労している坂道をまるでスクーターのようなスピードで楽々と上っていた。

軽食パーティー後、バスク特有のワイングラス「チキート」とライトウェイトのボトル、オルベアチョコが記念品として配られた。雨予報だったものの結局一日中降られず、22人の参加者は満足した様子だった。 
 

問い合わせ先

ポディウム
http://www.podium.co.jp/