トピックス
【入門ロードバイク2017】オルベア・オルカOME
2017.04.28
オルベアが誇るモノコックフレームの走りを身近に
オルベアのロードラインナップについて簡単におさらいすると、レーサーである「オルカ」、エンデュランスの「アヴァン」という2つのシリーズがあり、その後ろにグレードを表す「OMR(オルベア モノコックレーシング)」「OMP(オルベア モノコックパフォーマンス)」、「OME(オルベア モノコックエボリューション)」というアルファベットがつく。このアルファベットはグレードとともに、それに合ったジオメトリーで作られていることを意味する。
「オルカOME」は、レーサーであるオルカシリーズの中でもエンデュランス寄りのジオメトリーを持っていることになる。
コンポーネントを全てシマノ・ティアグラでまとめ、オルベアのフルカーボンバイクの中で一番安価に設定されている。サイズ展開は最小サイズのリーチが367mmなので、身長が150cm台のライダーから対応している。ジオメトリーの他の数字を見ると、長めのホイールベース、 ヘッドチューブと短いリーチなので、アップライトなポジションを実現しやすい設計であるといえる。
「オルカOME」は、レーサーであるオルカシリーズの中でもエンデュランス寄りのジオメトリーを持っていることになる。
コンポーネントを全てシマノ・ティアグラでまとめ、オルベアのフルカーボンバイクの中で一番安価に設定されている。サイズ展開は最小サイズのリーチが367mmなので、身長が150cm台のライダーから対応している。ジオメトリーの他の数字を見ると、長めのホイールベース、 ヘッドチューブと短いリーチなので、アップライトなポジションを実現しやすい設計であるといえる。
ORBEA ORCA OME
オルベア・オルカOME
シマノ・ティアグラ完成車価格/25万円(税抜)
フレーム●OMEカーボン
フォーク●OMEカーボン
メインコンポ●シマノ・ティアグラ
ホイール●シマノ・R501
タイヤ●ケンダ・クリテリウム 700×25C
ハンドルバー●FSA・オメガコンパクト
ステム●オルベア・OC-II
シートポスト●オルベア・OC-II
サドル●プロロゴ・K3STN サイズ141mm
サイズ●47、49、51、53、55
カラー●ホワイト×ブラック×レッド、ブラック×レッド、アンスラサイト×ターコイズ、ホワイト×ブラック×レッド
試乗車実測重量●8.37kg(51サイズ、ペダルなし)
中島丈博の試乗インプレッション
2017年2月に開催された名古屋サイクルトレンドで、いくつかのバイクを試乗していたユーザーに感想を聞いたところ、「キビキビしすぎないバイクがいい」という声を聞いた。それを考えると、このバイクの味付けはそれを満たしているといえる。
エンデュランスに振ってあるOMEジオメトリー。実走でもそれを感じること ができ、ハンドリングは穏やかである。トップレンジならそうはいかないが、入門バイクにはそれに適した乗り味があるのだ。
ハンドリングはそんな感じだが、加速は鈍くない。短いチェーンステー、しっかりしたパイプ径で構成された後ろ三角がそれをもたらしてい る。ガツン!と加速して、コーナーはゆったり曲がってクリアしていく、メリハリを効かせた走り方をさせてあげるといいだろう。
試乗車は23Cのタイヤが付いていたが、カタログスペックにあるとおり25Cを付けたほうがバイクのキャラクターに合っている。
エンデュランスに振ってあるOMEジオメトリー。実走でもそれを感じること ができ、ハンドリングは穏やかである。トップレンジならそうはいかないが、入門バイクにはそれに適した乗り味があるのだ。
ハンドリングはそんな感じだが、加速は鈍くない。短いチェーンステー、しっかりしたパイプ径で構成された後ろ三角がそれをもたらしてい る。ガツン!と加速して、コーナーはゆったり曲がってクリアしていく、メリハリを効かせた走り方をさせてあげるといいだろう。
試乗車は23Cのタイヤが付いていたが、カタログスペックにあるとおり25Cを付けたほうがバイクのキャラクターに合っている。