トピックス

レザインが、ハイコストパフォーマンスなGPS内蔵サイクルコンピューター「GPS」シリーズを発表!

スタイリッシュなデザインのエアポンプや、ライトでおなじみ「レザイン」が、新製品として発表したのは、GPS機能を搭載したサイクリングコンピューターだ。ガーミンなど強力な既存メーカーがいる市場に、価格、性能で競争力のあるアイテムを引っ提げて切り込んできた。
 
text:江里口恭平、photo:中島丈博

ハイコストパフォーマンスなGPS機能付きサイコン「スーパー GPS」

「スーパー GPS」価格;1万6800円(税抜)
「スーパー GPS」価格;1万6800円(税抜)
10年前、ポンプの発売から始まったパーツブランド「レザイン」。自転車用工具やライトなど、徐々に扱う範囲を広げてきたが、2年前よりアメリカを始めとした海外でサイクリングコンピューター(以下、サイコン)を発売。そして10年目となる2016年に新たに登場したのはGPSを内蔵するサイコン「GPS」シリーズだ。
 
注目すべきはそのコストパフォーマンス。GPS機能を採用したサイコンとして、価格は1万円台となっている。これまでGPS機能付きサイコンを使ってみたいけど、なかなか手を出せなかったというサイクリストも多いはず。最もベーシックな、速度や距離を表示するサイコンの次の段階として、非常に魅力的だろう。
 
「ハートレートフローセンサー」、「ケイデンス スピード フロー センサー」は別売りとなる。価格は各5500円(税抜)。両方セット版は今後発表予定だ
「ハートレートフローセンサー」、「ケイデンス スピード フロー センサー」は別売りとなる。価格は各5500円(税抜)。両方セット版は今後発表予定だ
専用のマウントでハンドルバーに取り付け可能。レザイン独自のツイスト固定システムを採用し、ライド中の振動で外れにくくなっている
専用のマウントでハンドルバーに取り付け可能。レザイン独自のツイスト固定システムを採用し、ライド中の振動で外れにくくなっている
目玉となる「スーパー GPS」はモノクロ表示の大画面モデル。3種類の測定機能を組み合わせることで、非常に正確なGPSトラッキングが可能となる。3種というのは、GPSによるトラッキング機能、気圧計での周囲の気圧の測定による標高測定機能、そして加速度計。GPS測定で生じる誤差を気圧による標高差や本体の細かい動きの測定で修正するので、高精度なデータ測定となる。また、その結果バッテリーの消費がGPS測定機能のみの製品に比べて少なく、最大で24時間駆動となった。
 
画面上には、外部機器とBluetoothやAnt+によってとペアリングし心拍計やパワーメーター、速度、ケイデンスを表示する。手持ちのスマートホンに無料のアプリをダウンロードしリンクさせることで、ライド中の走行データを記録するだけでなく、スマホに受信したメッセージやメール、電話も通知される。もちろんスマホのナビアプリや「ストラバ」も対応。連動させることでライド中に画面に表示される矢印や、おおまかな地図で進路を確認できる。
アプリはiPhoneなど主要なデバイスに対応しているが、Android版は未対応機種もある。順次対応させていくとのことだ。最新のガジェットでは必須の機能が揃っているというのは、サイコン選びの上で大きなポイントとなるだろう。

これまでのポンプや工具を見てみると、アルミ地が生えるスタイリッシュなデザインが多いレザインにあって、今回のサイコンはひと味違った「タフさ」や「機能性の高さ」をイメージさせるのも、10年目を迎えるブランドならではの挑戦だろう。


スーパー GPS
価格:1万6800円(税抜)
本体サイズ:42.9mm(横)x 67.8mm(縦)x 27.5mm(厚)
重量:76g
 
表示データ :
●ナビゲーション
●ライブトラッキングとStrava Segments
●心拍数* :現在、平均、最大
●ケイデンス *: 現在、平均
●パワー *(6つのデータを表示可能)
●電動ドライブトレインのデータ
●速度 : 現在、平均、最大
●距離 : 現在、合計トリップ、トリップ2、オドメーター
●時間 : 走行時間、時計
●日付
●周回数と平均
●標高 : 登り、下り、現在
●勾配
●消費カロリー
●気温
●GPS信号強度
●デバイスやペアリングした周辺機器用のバッテリー残量計
●接続したデバイスのアイコン
●フットパスページ
 
*Bluetooth SmartまたはANT+に対応
 

(Bluetooth SmartはBluetooth SIG, Incの商標登録。Ant+はDynastreamの商標登録。)
 

カラー表示、コンパクト、ウォッチモデルなど、「GPS」シリーズがラインナップ

「GPS」シリーズには「スーパー」のサイズをよりコンパクトにした「ミクロ」と画面をカラー表示とした「ミクロ C」モデル。測定器をGPSセンサーのみとすることで、機能を絞りつつもより値段の下がった「マクロ」、「ミニ」。
そしてサイクリング以外のスポーツにも対応し「ウォッチモード」では最長100時間の稼働時間となるGPSウォッチ「ミクロ GPS ウォッチ」とそのカラーモデル「ミクロ C GPS ウォッチ」がラインナップされる。
それぞれ今秋より順次発売予定。新たなサイコンを手に入れて、これからの寒くなる時期もライドのモチベーションを上げよう。
 
 
 
ミクロ C GPS
価格:1万8000円(税抜)
本体サイズ:33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 22.5mm(厚)
重量:29g
 
 
ミクロ GPS
価格:1万4800円(税抜)
本体サイズ:33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 23mm(厚)
重量:29g
 
マクロ GPS
価格:1万2000円(税抜)
本体サイズ:42.9mm(横)x 67.8mm(縦)x 27.5mm(厚)
重量:74g
 
 
ミニ GPS
価格:1万2000円(税抜)
本体サイズ:33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 23mm(厚)
重量:29g
 
 
ミクロ C GPS ウォッチ
価格:2万円(税抜)
本体サイズ:.33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 16.2mm(厚)
重量:48g
 
ミクロ GPS ウォッチ
価格:1万6000円(税抜)
本体サイズ:.33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 17mm(厚)
重量:51g

 
「GPS」シリーズには「スーパー」のサイズをよりコンパクトにした「ミクロ」と画面をカラー表示とした「ミクロ C」モデル。測定器をGPSセンサーのみとすることで、機能を絞りつつもより値段の下がった「マクロ」、「ミニ」。
そしてサイクリング以外のスポーツにも対応し「ウォッチモード」では最長100時間の稼働時間となるGPSウォッチ「ミクロ GPS ウォッチ」とそのカラーモデル「ミクロ C GPS ウォッチ」がラインナップされる。
それぞれ今秋より順次発売予定。新たなサイコンを手に入れて、これからの寒くなる時期もライドのモチベーションを上げよう。
 
 
 
ミクロ C GPS
価格:1万8000円(税抜)
本体サイズ:33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 22.5mm(厚)
重量:29g
 
 
ミクロ GPS
価格:1万4800円(税抜)
本体サイズ:33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 23mm(厚)
重量:29g
 
マクロ GPS
価格:1万2000円(税抜)
本体サイズ:42.9mm(横)x 67.8mm(縦)x 27.5mm(厚)
重量:74g
 
 
ミニ GPS
価格:1万2000円(税抜)
本体サイズ:33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 23mm(厚)
重量:29g
 
 
ミクロ C GPS ウォッチ
価格:2万円(税抜)
本体サイズ:.33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 16.2mm(厚)
重量:48g
 
ミクロ GPS ウォッチ
価格:1万6000円(税抜)
本体サイズ:.33m7m(横)x 47.9mm(縦)x 17mm(厚)
重量:51g

 



問い合わせ先