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桑原塾が素朴な疑問に答える サプリメント活用指南 第5回ヒルクライム編 vol.2

自転車乗りにとって、いまやサプリメントの活用は当たり前になってきた。とはいえ、実際に自分のニーズに 合った栄養素や商品は何なのかはイマイチわかりづらい。そこで、数々のトップアスリートを指導し、グリコの「パワープロダクション」シリーズの開発を手がけてきた桑原さんに、疑問をぶつける連載「サプリメ ント活用指南」。第5回のお題は「ヒルクライムパフォーマンスアップのためのサプリメント活用術」。Vol.2。
 
text:安井行生 photo:吉田悠太
●桑原弘樹さん
グリコのスポーツサプリメント「パワープロダクション」シリーズの生みの親。数多くのトップアスリートやモデルなどにコンディショニングやボディメイクの指導を行っている。10年以上に渡ってパワープロダクションの企画・開発を担当してきた。NESTA JAPAN(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部)のPDA(プログラム ディベロップメント アドバイザー)。
 
 
 

食べて痩せる!



Q:前回お話しいただいた「食べて痩せる」について具体的に教えてください。
 
A:大切なのは、「脂質をどれだけ抑えられるか」です。脂質はタンパク質や糖質の倍以上のカロリーを持っているので、脂質をちょっと抑えるだけで大量のカロリーを抑えられます。それは、そのぶんタンパク質が摂れるということにもなります。脂質を減らさないままカロリーを抑えようとすると、タンパク質や糖質という元来抑えるべきではない栄養素を抑えないといけなくなってしまいます。脂質をカットしないと、「食べて痩せる」は難しいんです。
 
つまり「高タンパク・低脂質の食生活を組み立てること」が食べて痩せるダイエットの軸になるんです。「脂質をしっかりと抑えつつ、タンパク質をできるだけたくさん摂る」という食生活を作ることが必要。これは<独身サラリーマン編>で言ったこととだいたい同じですが、今回は減量という明確な目的があるので、もう少し意識を高める必要がありますね。「脂質は排除する」くらいの意気込みでやりましょう。
 
でも、「食事でタンパク質をたくさん摂りつつ脂質をカットする」となると、ものすごく大変なんです。何故ならばタンパク質は脂質とセットになっていることが多いので、食材選びや調理が難しく、手間がかかります。そこで、プロテインを食生活の中に取り入れることをお勧めします。毎食後にプロテインを飲んであげると、脂質は入れずにタンパク質はたっぷりと摂取できます。あとは、食事の脂質を抑えることに集中すればいいんです。
 
 
また、食物繊維を摂ることも大切ですよ。食物繊維のメリットは大きく2つ。一つは腸内環境を整えること。もう一つは空腹を感じにくくなること。結果として、宿便がなくなり、間食を減らせます。「腸内環境を整える」「空腹感をまぎらわす」という2つの意味で、食物繊維は減量の大きな味方になってくれるんです。ちなみに野菜や玄米、オートミールなどは食物繊維を豊富に含む食物です。
 
あとは、トレーニングの強度を落とさないことですね。減量すると運動強度を落としたくなるものですが、「タンパク質をたくさん摂取する」「脂質を抑えてカロリーを減らす」「運動強度を落とさない」という3つの条件が揃うと、「体重は落ちているのに筋量は落ちない」という状態になります。

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