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エキップアサダ EQA U23 チームプレゼンテーション

ツール・ド・フランス出場、2020年東京オリンピックを目指して精力的に活動を続ける『エキップアサダ』の若手発掘・強化を目的としたチーム『EQA U23』と、その下位チーム『EQADS』の 2014年チームプレゼンテーションが「埼玉サイクリングショー2014」メインステージにて行なわれた。

 

EQA U23

 

2006年にチームを結成して以来、日本チームとしてツール・ド・フランスのシャンゼリゼを目指し、世界に通用する日本人選手を養成するエキップアサダ。

2014年2月16日、地元・埼玉で「EQA U23」2014年シーズン・チームプレゼンテーションを行なった。

 

1996年に現役を引退してから監督としてツールを目指す浅田顕監督は、「日本人はやはりツール・ド・フランスに憧れて自転車選手になることが多いし、世界でもそれは同じ。サイクルロードレースの本場はヨーロッパであり、世界のトップクラスが真剣勝負を挑むレースでプロとして通用する選手を育成したい」と語った。

 
2014年のEQA U23には、全国から実力のある選手が集まった。
このチームはエキップアサダ養成チームとして、23歳以下の選手で構成され、これからの日本を支えていく若手選手がそろう。
 
 

■一丸 尚伍(大分県、写真左)

ロードも強いが、トラックの中距離も強い。勝ち方を知っているので、ゴールスプリントで期待できる。スクラッチの全日本チャンピオン。

「集団バラけないな、と思ったら早めにスプリントをかけます」

 

■面手 利輝(神奈川県、写真中央)

高校からロードレースを始めた。どうしてもツールに出たい!という熱い気持ちをもって加入。2012年U23で2位という成績の持ち主。

「カメラが好きで、よく一眼レフで自宅近くの海を撮ったりしています」

 

■清水 太己(東京都写真右)

小学生から自転車競技を始めて、高校生のときにフランスへ渡った。ジュニアの世界選手権に選ばれ、エリート街道を歩いてきた。

「フランスではホームステイをしながら文化を学び、チームの選手と交流を深めました。フランス語は基本的なことなら話せます」

 
 

■岡 篤志(茨城県、写真左)

ジュニアTT日本チャンピオン。スペースゼロポイントで活躍してきた。今度は海外で勝負したいと加入。一番若い選手。

「初めてフランスに行くので楽しみ。同世代のチームメイトとはいい雰囲気です」

 

■内野 直也(埼玉県、写真右)

浦和北高校出身。湘南ベルマーレで活躍し、トップチームでツールに出たいと加入。地力のある選手で、集団から逃げてそのまま最後まで逃げ切れるスタミナがある。まだ20歳なので今後の活躍が期待される。

「これだけたくさんのお客さんの前で紹介してもらえてうれしいです。日本でも自転車がサッカーや野球のように文化として根付くよう貢献したい」

 

浅田監督によると、もう一枠あるそうで「自信がある人は応募してほしい」とのこと。

 

2014年のEQA U23は、日本代表としてU23のワールドカップに出場するが、目標はトップ10に入ること。

「真のプロになってほしい、しっかりワールドツアーで活躍するようになってほしい」と浅田監督は語った。

 

 

EQADS(エカーズ)

 

EQADS(エカーズ)は、EQA U23の弟分。選抜チームとして若い選手がそろう。優勝するとEQA U23に昇格することができる。

 

■萩原 慎也 

名門、栃木県の作新学院からケイリンを目指したが、ロードの選手になりたいと加入。今年大きな大会で優勝して昇格げを目指す。

 

■小山 貴大 

高校2年生。2013年インターハイ2位で悔しい思いをした。負けず嫌いな性格で知られる。

 

■石上 優大 

MTBなどの自転車競技から神奈川県横浜高校の競技部に。U17で個人TT、個人ロードで全日本チャンピオン。

 

■渡辺 歩 

スピードとパワーがあって、県大会で優勝経験がある。全国大会でも大爆発することが期待される。

 

■蠣崎 優仁

中学2年生。陸上と自転車を両方やっており、スプリント力とスピードがある。大人になったらカヴェンディッシュくらいの選手になるかもしれない!?

 

※ この場にはいないが、橋詰 丈も所属する。

 

 

 

 

目に見える成長が望まれる EQU U23、エカーズ

 

浅田監督が選手たちに要求するレベルは高い。

 

この世代は成長のスピードが早い。それゆえに去年と同じ結果を出しているようではダメ。明らかに強くなっていかねばならないし、それができなければチームの価値はない。

自分のレベルが世界でどのくらいなのか、どの位置にいるのかしっかりと測れるようになってほしい。

日本でいくら練習しても届かない部分があるので、欧州のレースを体験してもらうが、17~18歳になると強い選手が頭角をあらわしてくる。

海外遠征では、自分なりのライバルを見つけて闘ってほしい。

国内のレースでは、ひとつひとつ勝ち上がることが大切。とにかく今年は勝ちに行く!

 

おもなスポンサー

 

・ブリヂストンサイクル(アンカー)

・パイオニア(ペダリングモニター)

・IRC(タイヤ)

・ウエイブワン(サイクルウエア)

・ジャパンマテリアル(WEB)

・オージーケーカブト(ヘルメット)

・梅丹本舗(補給食)

・渡辺クリニック

 

2014年度エキップアサダ後援会員、大募集! http://www.easo.jp/

年会費:5000円

会員資格:2014年1月1日~12月末日

特典:

・会員限定グッズをプレゼント。

・チーム情報などをメールで配信。

・浅田顕監督を囲んでの懇親会イベント(忘年会など)に優先的に参加可能。

 

 

 

問い合わせ先

シクリズムジャポン
http://www.cyclisme-japon.net