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サイクル専用メガネ登場!

サイクルスポーツとパリミキによるサイクル専用メガネの第1弾モデルが編集部に届けられた。サングラスを度付きにする、という考えを180度変え、メガネ専門店の発想で作り上げた、サイクリスト向けの新しいアイウエアだ。

サイクル専用メガネとは?

サイクル専用レンズ(らくらく君シリーズ)と、度付きレンズ装着を前提に設計されたサイクル専用フレームに、パリミキ・メガネの三城のショップスタッフによる高いフィッティング技術がひとつとなったサイクル専用メガネ。 まず自分の目に合ったレンズを選び、度数を細かく調整することからチョイスが始まる。そしてフレームを選んで最後にフィッティングするという、つまりはメガネを作るときと同じ手順でぴったりフィットしたアイウエアが手に入るのだ。もちろんレンズやフレームの随所に、スポーツバイクを知り尽くした本誌のアドバイスが生かされているのは言うまでもない。さらにレンズを含め、すべてメイドイン・ジャパンなのが自慢。

SP FIT601

第1弾となるSP FIT601(フレーム価格2万3000円税込み)は、スポーツサングラス風のルックスを持ちながら、装着できるレンズの自由度を高めた設計が売り。調光レンズのカラー2色(ブラウン、グレー)ミラー加工のカラー3色(ライトシルバー、ライトゴールド、ライトブルー)そしてレンズ3種類の組み合わせから選ぶことができる。 フォトクロミック(調光)にミラー加工を施したパリミキ独自のレンズは、暗い場所では濃度が自然に薄く、明るい場所では濃くなる(見え方にはほとんど影響しない)。UVほぼ100%カット、時速30km以上で水をはじく超撥水加工、通常の3倍の強さを持ちキズがつきにくい加工(155クリーンコートを除く)とともに常に変化する走行環境に対応し、サイクリストをサポートする。 ブラウン:中間波長をなだらかにカットするため、コントラストを高める効果がある。 グレー :中間波長を一定にカットするため、色の変化が少なく、自然な色彩を得ることができる。 レンズ種類は、155クリーンコート、160クリーンコートが近視、乱視、遠視用(160のほうがレンズが薄い)。160PALクリーンコート遠近両用タイプ。価格はレンズ種類によって決まり、調光レンズ色、ミラー加工色はどれを選んでも同じ(業界の常識を破る安さ!)。 155クリーンコート 1万500円 160クリーンコート 2万1000円 160PALクリーンコート 3万9900円

日本初採用のローリングヒンジ

通常のヒンジではなく、メガネとして日本初となる回転式ヒンジを採用。テンプル(ツル部分)を下に押し下げることでヒンジ部が回転し、テンプルのカーブがフロント(レンズ部分)のカーブにぴったり沿うようにコンパクトに収納される。これは601だけの独自機構だ。

フローティングレンズ構造

耳にかける部分とノーズパッドはラバロンというソフトなゴム製。フィット感に優れるだけでなく、すべりにくく汗や汚れが付きにくいという特徴をもつ。またノーズパッドも耳にかける部分も中にメタルの芯が入っているため、自分の顔に合わせ、曲げて調整できるようになっている。

本誌ロゴがプリントされる!

ヘルメットをイメージした楽しいメガネケースが付属。標準で付いてくるのはシルバーで、ほかの色は別売。 テンプルの内側にはサイクルスポーツのロゴが!コラボレーションの証だ。

本誌・ナカジの一番乗りインプレッション!

このメガネをかけてみてまず感じたのは、レンズの性能のよさ。調光機能によりビルの陰から急に日差しの中に出てもまぶしくない。また、まわりのクルマの窓ガラスからの反射光によるギラつきを抑え、視界に入ってくる光の量が安定しているので目が疲れにくく、走りに集中することができる。軽量なフレームとあいまって、フィット感もいいので、走っていてメガネがぶれて見づらいということがない。今までメガネで走っていた人には感動ものでしょう!フレーム形状もいい意味でスポーティすぎないので、今まで使っていたメガネからのかけ替えでも違和感が少ないです。【サイクルスポーツ編集部・中島】

問い合わせ先

メガネの三城・お客様センター
0120-199-101
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