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ヴィットリア 旧モデルとは空気圧を変えて、ベストバランスを探りたい

モデルチェンジしたばかりのヴィットリアのタイヤラインナップたち。そのなかから、コルサとルビノプロのクリンチャーモデルをそれぞれ試乗した。新しくなったグラーフェン2.0を採用した4Cコンパウンドは、ヴィットリアの定番タイヤたちにどんな革新をもたらしたのか?

 
text:Takehiro Nakajima photo:Takehiro Nakajima、Vittoria

コルサ&ルビノプロクリンチャーをテスト!

コンパウンド素材を刷新してニューモデルに投入してきたヴィットリア。ロードタイヤの定番ともいえるモデルの「コルサ」、「ルビノプロ」それぞれのシリーズに早速採用されている。チューブラー、チューブレスレディ、クリンチャーとラインナップがそろうなかで、クリンチャーモデルをいち早くテスト。タイヤのサイズは25C。体重64Kgのライダーが空気圧7barで試乗した。天候は雨天と晴天のそれぞれ。

まずはコルサ。前作は、その前のグラフェン採用以前のコルサと比べるとトレッドがしっかりしていてタイヤ全体が硬い印象。人によっては滑る感じがするという声もあった。グラフェン2.0のコルサは、その硬いイメージが継承されている。でもコーナーで倒しこんでいくと、かなりしっかりとグリップするのを感じた。グラフェン採用前のコルサは、高TPIのケーシングゆえにしなやかなので、空気圧を高めにしてもしっかりとタイヤがしなって、接地感を確保できるような印象だった。しかしグラフェンを採用してからはTPIの高いしなやかなベースに、がっしりしたトレッドが乗っているタイヤであり、空気圧をあえて0.5barほど落としてトレッドの接地面を多く感じられるようにして走るのが合っていると感じた。それでも、タイヤがべちょっとつぶれてしまうような、走りの重さはない。2.0になったグラフェントレッドは、硬質さが残っているけれど直進時はそれが軽い走行感になり、倒すとグリップするというタイヤに仕上がっている。

対してルビノプロだ。乗る前は「セカンドグレードだしな」と、軽い気持ちで走りだした。確かにコルサとは明らかに違うキ ャラクターだが、グリップ感はしっかり感じられるし、荒れた路面でも振動の伝わり方を丸くしてくれる。この走行感、いいじゃないか。けっして高くないTPIがベースだが、ハイグリップなコンパウンドを使ったトレッドを乗せるというのは、他社のハイエンドタイヤの構造としてよくあるものだ。ある意味ロードタイヤ設計のトレンドといえるので、ルビノプロのほうが”イマドキ”なタイヤの雰囲気を持っていると思う。

コルサはもう少しセッティングを煮詰めていけば、スイートスポットを見つけられるのかもしれない。とはいえ、ルビノプロのファーストインプレッションが予想以上に良かったことは記しておきたい。コルサよりも……。

直進している時の走行感が軽いのが好みならコルサがいい。直進でもトルク感のある走りを求めるならルビノプロも試してほしい。

 
ヴィットリア・コルサ
ヴィットリア・コルサ
 ヴィットリア・ルビノプロ
ヴィットリア・ルビノプロ



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