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今回集めた12台のうち、いちばんアルミ使用率が高いのがビアンキ・1885ハイドロカーボンだ。カーボン製シートステー以外は7000系アルミを採用し、チューブの外径を自在にできるハイドロフォーミング(液圧成型)で応力特性に合わせてデザインしている。基本的にはD・ディルーカが使用していたFGライトがベースで、ヘッドチューブのインテグラル部分を改良したり、細部の仕様が新しくなっている。
パーツは30万円以下のモデルとしては珍しく、メインコンポにシマノ・アルテグラを採用。ホイールもマヴィック・アクシウムと、マニア心をくすぐるスペックとなっていて、ライバル車と比べてパーツを充実させているのが特徴だ。
フレームはチェレステと呼ばれる独特のグリーンで塗られており、初心者からマニアまで圧倒的な人気を誇っている。このグリーンは写真で見るよりも実車で、屋内で見るよりも外で見たときに、その美しさを発揮する。このカラーだけでファンになる人も多く、ビアンキを語るうえで忘れてはならない魅力の一つだ。
どちらかというと女性的なスタイルのバイクだが、走らせてみるとバリバリの硬派である。路面の凹凸を容赦なくハンドルに伝えてくる。体重にもよるが、少しタイヤ空気圧を落とし目で乗るぐらいがちょうどいい。
現在、アルミらしさというのはヤ加速のキレユが通り相場になっている。このバイクもフットワークの軽いシャープな加速が身上だが、ホイールがコスト削減の対象になっているため、分厚いコートを着て走っているような感じだ。振動減衰性もほめられたレベルではないので、スリルはあっても、下りで攻めようとは思えなかった。正直に言って、乗ってすぐにがっかりした。
ただし、その評価はタイヤ&ホイールを交換したら一変した。じゃじゃ馬で扱いの難しいハンドリングは、不快な振動がカットされることで、スリリングではあるが、ライダーをヤその気ユにさせる演出へとイメージチェンジした。加速もアクが抜けて打てば響くようになり、下りも飛ばしてみたくなる。
そもそもパーツのグレードがライバルよりもいいのだから、腕に覚えがあれば、楽しく走るのは当然のこと。完成車で買ったならば、タイヤを交換するだけで車格が上がったような走りを堪能できる。 (菊地)
1.アルミ×カーボンコンポジットのハンドルバーが装備され、ステアリング部は豪華な印象を受ける。フラットトップ型のハンドル形状は、巡航走行時に便利な仕様だ
2.しっかりとできたフレームだけに、カーボンシートステーの存在は欠かせない。ブレードのブレーキ近くにボリューム感を与えたデザインで、高い制動力が求められる
3.フロントフォークはビアンキのオリジナルデザイン。正直、無骨な形状にも思える。しかし、三角形にも似たブレード断面を採用するなど、想像以上に凝ったデザインだ |
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問 サイクル・ヨーロッパ・ジャパン TEL:03・3255・2431
完成車価格/24万2550円
ビアンキ・1885ハイドロカーボン アルテグラ
10SP ダブル
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●フレーム/1885ハイドロカーボン(アルミ+カーボン) ●フォーク/ビアンキ・FNLカーボン ●コンポーネント/シマノ・アルテグラ ●ステム/ITM・ヴィズィア ●ハンドル/ITM・ヴィズィアウィングシェイプ ●サドル/セラサンマルコ・ブレイズ ●ホイール/マヴィック・アクシウム ●タイヤ/コンチネンタル・ウルトラスポーツ
700×23C ●実測重量(ペダルなし)/8.9kg ●カラー/チェレステ、メタルブラック ●サイズ/490、510、530、550、570、590、610、630mm ※写真のペダルは装備されません。
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●アルミ×カーボンコンポジットのハンドルバーが装備され、ステアリング部は豪華な印象を受ける。フラットトップ型のハンドル形状は、巡航走行時に便利な仕様だ |
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●しっかりとできたフレームだけに、カーボンシートステーの存在は欠かせない。ブレードのブレーキ近くにボリューム感を与えたデザインで、高い制動力が求められる |
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●フロントフォークはビアンキのオリジナルデザイン。正直、無骨な形状にも思える。しかし、三角形にも似たブレード断面を採用するなど、想像以上に凝ったデザインだ |
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GEOMETRY
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