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ツアー・ダウンアンダー第1ステージ、新城幸也は転倒を回避し68位

レース
2018年1月16日より21日まで、真夏の南半球、オーストラリア・アデレードを舞台に開催される6日間のステージレース、サントス・ツアー・ダウンアンダー(2.UWT) 。第1ステージは序盤20kmほど平坦〜5km程度の上りを超え、一周20kmを3周する145km。

今回、チームバーレーン・メリダの戦略は上りに強いヨン・イザギレ(兄) 、ゴルカ・イサギレ (弟)のスペイン人兄弟選手に加え、ドメニコ・ポッツォヴィーボ(イタリア)が総合上位を狙うエースとなり、この3選手を山岳コースとなる第5ステージまで総合のタイム差が付かないよう、アクシデントなく無事にフィニッシュできるよう守りながら走ることが新城らの役目となる。
 
シーズン開幕と真夏の暑さを楽しんでいるかのような表情で走る新城幸也 photo:Cor Vos / Miwa IIJIMA
シーズン開幕と真夏の暑さを楽しんでいるかのような表情で走る新城幸也 photo:Cor Vos / Miwa IIJIMA


「今日は集団の中でのんびりしていた。」という新城だが、フィニッシュライン直前、スプリント争いで大集団がマックススピードに差し掛かると、前方にポジションを上げていく新城の目の前の選手が落車した。転倒した選手のマシンが新城のマシンにぶつかり、進路を塞ぎ、それを踏み越えて危機一髪で転倒は回避。トップと同タイムの集団の中、68位でレースを終えた。

チームとしてはツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアで区間優勝、世界選手権3位の実績を持つリトアニア人選手のラムーナス・ナヴァルダウスカス が9位に食い込んだ。

レースを終えた新城のコメント:
「今日は1日集団の中でのんびり過ごしたが、ゴール直前の目の前の落車はヒヤッとした。明日(第2ステージ)はコースプロフィール以上に目に見えないきつさがあるコースなので、気合を入れてエースを守らないと! 最後は上り基調のゴールなので、チャンスがあれば狙いたい。」
【text:Miwa IIJIMA、photo:Cor Vos/Miwa IIJIMA】

ツアー・ダウンアンダー第1ステージゴールスプリントでの新城幸也の様子

サントス・ツアー・ダウンアンダー大会公式サイト

 
写真中央、チームで固まってエースを守りながら走る新城幸也 photo:Cor Vos/Miwa IIJIMA
写真中央、チームで固まってエースを守りながら走る新城幸也 photo:Cor Vos/Miwa IIJIMA