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ベルギーの首都ブリュッセルで開幕する2019年ツール・ド・フランスのグランデパール詳細発表

レース

来年のツールは石畳の激坂ミュールを通過

(©A.S.O.)
(©A.S.O.)
フランスのアモリー・スポール・オルガニザシオン(ASO)が、1月16日にベルギーの首都ブリュッセルで開幕する来年のツール・ド・フランスのグランデパールの詳細を発表した。

106回大会となる来年のツールのグランデパールは、1919年に導入されたマイヨ・ジョーヌの誕生100年と、ツールで5勝しているベルギーのエディ・メルクスが1969年に初優勝して50年目を祝う。

ベルギーがツールのグランデパールになるのは5回目で、ブリュッセルは1958年に続いて2回目だ。

ブリュッセルでは2ステージが行われ、7月6日(土)の第1ステージは192kmの通常区間で、ブリュッセルをスタートしたあと、東フランダース州を訪れ、ヒーラールスベルヘンにあるクラシックレースで有名な石畳の坂、ミュールと近郊のボスベルフを通過する。

その後、南下してフランス語圏のワロンも訪れ、ワロン最大の都市シャルルロワとワーテルロー、メルクスが育った町ウォルウェ・サン・ピエールも通過し、再びブリュッセルに戻ってゴールする、ベルギーという国を象徴するようなコースになっている。

ベルギーのスポーツTVチャンネル『スポルザ』によれば、ブリュッセルでのスタートは観光地として有名な広場のグラン・プラスで、ゴールはラーケン王宮だそうだ。

第2ステージはチームタイムトライアル

7月7日(日)の第2ステージは28kmのチームタイムトライアルで、ブリュッセルの王宮前をスタートして、ブリュッセルを象徴する建造物であるアトミウム広場でゴールする。自転車王国ベルギーの国民が熱狂する2日間になるのは間違いないだろう。
 
第1ステージのコース図(©A.S.O.)
第1ステージのコース図(©A.S.O.)
第2ステージ(TTT)のコース図(©A.S.O.)
第2ステージ(TTT)のコース図(©A.S.O.)

ツール公式サイト
 
発表会は1月16日にブリュッセルにあるベルギー王立美術館で行われた(©A.S.O./ P. Ballet)
発表会は1月16日にブリュッセルにあるベルギー王立美術館で行われた(©A.S.O./ P. Ballet)
現在72歳のエディ・メルクス(ベルギー)(©A.S.O./ P. Ballet)
現在72歳のエディ・メルクス(ベルギー)(©A.S.O./ P. Ballet)















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