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G’day, Australia!~ブリスベンからの自転車だよりVol.15 サンシャインコーストのビーチライドを楽しもう!

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こんにちは!オーストラリア クイーンズランド州のブリスベンに、相棒のリブ・エメとともに留学中のAyakaです。

今回は、ブリスベンの北部にあるサンシャインコーストへのお出かけ&ビーチ沿いのライドと、クイーンズランド州政府サイクル・ツーリズム検討チーム卒業の様子をレポートします!

 

実は穴場の観光地!?オージーは大好き、サンシャインコースト

クイーンズランド州のビーチリゾートというと、ブリスベンより南側にあるゴールドコーストが世界的にも有名ですが、実は北部へ100km強ほど行ったところにあるサンシャインコーストも、クイーンズランダー(クイーンズランド州の住人)が大好きなビーチエリアです。

ゴールドコーストほど大きくはないものの、静かなビーチが点々と並び、週末は日向ぼっこに海水浴、サーフィンやバーベキューを楽しむ家族連れでにぎわいます。
 

クイーンズランド州有数の水族館 シー・ライフに行ってみよう!

規模感は、神奈川県の江ノ島水族館くらいのイメージ。水中トンネルが見もの!
規模感は、神奈川県の江ノ島水族館くらいのイメージ。水中トンネルが見もの!
10月15日に開催された、ブリスベンtoゴールドコーストサイクルチャレンジの翌々日、大会参加で日本から遊びに来てくれていたユウイチロウさんとミツヒロさんと「他のエリアも走ってみよう!」と自転車を積み込み、サンシャインコーストへレンタカーを走らせること108km。

雨雲レーダーとにらめっこするも、大会当日からの雨は相変わらず降り続き、しばし様子を見ることに。雨宿りを兼ねて立ち寄ったのが、クイーンズランド州有数の水族館、アンダー・ウォーターワールド・シー・ライフ。オーストラリア周辺の魚やサンゴ礁の展示を見ることができます。

この日は平日ですが、学校が休みなのに加えて雨だったこともあり、水族館内は小さい子連れの家族で大賑わい。雨の休日に水族館が混雑するのはどこの国も一緒みたいです!
 
グレートバリアリーフのサンゴ礁など、クイーンズランド州ならではの展示も
グレートバリアリーフのサンゴ礁など、クイーンズランド州ならではの展示も
ザ・ワーフにあったアシカのベンチ。動物をモチーフにした撮影スポットが多いのはオーストラリアならでは
ザ・ワーフにあったアシカのベンチ。動物をモチーフにした撮影スポットが多いのはオーストラリアならでは

正午過ぎには雨もあがり曇り空に。水族館そばの港、ザ・ワーフでフィッシュ&チップスでランチをし、空港近くのマークーラまで走らせました。


■アンダー・ウォーターワールド・シー・ライフ

 

ビーチをつなぐサンシャインコーストの自転車道

マークーラから、サンシャインコースト北端にあたるヌーサ・ヘッズまでは片道約25kmで海沿いを中心にコースタル・パスウェイという自転車道が走っています。クーラム・ビーチ、ペリージャン・ビーチ、マルクス・ビーチ、サンライズ・ビーチ、サンシャイン・ビーチ、そしてヌーサ・ヘッズと数キロごとにビーチと公園が次々と現れるコース。

ゴールドコーストに比べると、各ビーチはこぢんまりとしていますが、観光地化されきっていないぶん、住宅や別荘も多く、プライベートビーチのような落ち着いた雰囲気が魅力です。
 
マークーラのコースタル・パスウェイの入り口。ウォーキングにもおすすめのコース
マークーラのコースタル・パスウェイの入り口。ウォーキングにもおすすめのコース
国立公園エリア内にも車道と自転車レーンが走っています
国立公園エリア内にも車道と自転車レーンが走っています
 
本来はきらめく海を右手に爽やかに駆け抜ける予定が、どんよりとした曇り空に強風に煽られ、男性陣2人に引いてもらいながらも「うぅっ」と後方でちぎられそうになりながら喘ぐ私。うねる波が岸辺に打ち付ける様子は「サンシャイン」のイメージとははるかにかけ離れているけれど、「心の目で見て!」と我が身に言い聞かせ、踏ん張り続けました。
 

漕ぎ続けること約1時間、北部のヌーサ国立公園エリアに突入。25km地点のヌーサ・ヘッズに到着し、ヌーサヘッズ・サーフ・クラブのカフェで一息つきました♪
 
ライフセービングクラブが経営するカフェやレストランがあるのもオーストラリアのビーチならでは
ライフセービングクラブが経営するカフェやレストランがあるのもオーストラリアのビーチならでは
晴れた日のヌーサ・ヘッズはこんな感じ。ビーチで食べるバーガーは最高!
晴れた日のヌーサ・ヘッズはこんな感じ。ビーチで食べるバーガーは最高!

州政府のサイクル・ツーリズム検討チームを卒業しました!

10月末で大学院を卒業するのに合わせ、クイーンズランド州政府観光部のサイクル・ツーリズム検討チームを卒業しました。インターン生として、大学院の授業の傍ら通うこと約半年間。渡豪直後で土地勘もまったくない私を受け入れてくれたチームに本当に感謝です。

100ページ以上にわたり執筆したオセアニアのサイクル・ツーリズム市場の調査報告書をもとに、インターンの総仕上げとして、観光部長にこれからのクイーンズランド州のサイクル・ツーリズムが目指す姿をプレゼンテーションさせてもらいました。

日本の自転車政策やイベントのいいところもぜひ取り入れて、他の地域に負けないクイーンズランド州ならではの魅力あふれるサイクル・ツーリズムを目指してほしいです!

 
お世話になった州政府観光部の皆さん。最終日には、日本のミニ屏風をプレゼントしました
お世話になった州政府観光部の皆さん。最終日には、日本のミニ屏風をプレゼントしました

10月最終週からは、ブリスベンtoゴールドコースト サイクルチャレンジの主催組織でもある、クイーンズランド州の非営利自転車組織、バイシクル・クイーンズランドでフルタイムのインターン生として働き始めました!

日本とオーストラリアのサイクル・ツーリズムの懸け橋になれるよう、さらに励んでいきたいと思います。また本連載でもレポートしていきますので、乞うご期待ください!
 

Ayaka

Cycle Evangelist、Writer。Z会で約6年間、英語教材の企画・開発を担当。ロードバイクで国内外各地のイベントやレースにも出場し、自転車メディアでも活動。「日本をもっと元気で楽しい場所にする!」を目標に、ビジネス留学を通し、スポーツツーリズム業界へのキャリアチェンジを目指し退職。オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンにあるバイシクル・クイーンズランドでインターンシップ中。

 
HP:http://gdaybabyccino-ayaka.com/
Instagram:aya_p_14