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ブリヂストンがパラアスリートの技術を支援スタート パラトライアスリートの秦由加子が「感動のグリップでした!」と驚きの声

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ブリヂストンは真のグローバル企業を目指して、2014年からオリンピック&パラリンピックのワールドパートナー契約済みだが、昨年からは東京2020パラリンピックゴールドパートナー契約締結を機に、さまざまな困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦する人への活動を支えている。

その具体例がパラアスリートへの機材支援。10月12日、リオパラリンピックで活躍したパラトライアスリートの秦由加子選手が、チームブリヂストンおよびパラアスリート技術支援スタートの記者発表会で、今年5月から使い始めた義足の印象を語った。

 
 
パラトライアスリートの秦由加子選手
秦選手は13歳で骨肉腫を発症し、右足の大腿部切断。08年から障がい者水泳でスポーツに取り組み、12年にトライアスロンに転向。PT2で14年と15年に世界トライアスロンシリーズ横浜大会を連覇、16年は同シリーズ広島大会優勝、リオパラリンピック6位と快進撃を続けている。そんな秦選手が言う。

「リオの前にヨーロッパ遠征したとき、ランを快調に走っていたんですけど路面が石畳になって、ツルツルなんです。日本にはない状況ですっかり調子を崩してしまいました」
 
だが、ブリヂストンが新たに秦選手に供給した義足には、ソールにタイヤの技術を惜しげも無く投入。使った第一印象は、
「感動のグリップで、これならどんな路面でも安心して走りに集中できます。カラダは元気なのに機材がついてこないのは悔しいものなので、このグリップ力は驚きです」
 
秦選手のスポーツ義足は、ヒザを省いた特殊な造り
手を添えているソケット部分が長く出来ている
秦選手のスポーツ義足は、ゴムソール部分はブリヂストンのタイヤ技術が、義足自体は専門の装具士が、その使いこなしにはコーチスタッフが関わる。

ブリヂストンサイクルが提供する自転車も、アンカーラボでコーチングスタッフが加わり、秦選手の個別具体的なポジション出しや走り方をアドバイス。

ブリヂストンは他にも、車いす競技グローブ用ゴムも開発し、パラテニスの田中愛美選手、パラバドミントンの小林幸平選手などを支援している。(text&photo:松本敦)

問・ブリヂストン