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ブエルタ第16ステージの個人タイムトライアルはマイヨ・ロホを着たフルームが圧勝

レース
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017

第72回ブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)は、休養日明けの9月5日に最終週がスタート。第16ステージはナバラ・サーキット(シルクイト・デ・ナバラ)からログローニョまでの40.2kmで個人タイムトライアルが競われ、総合首位でマイヨ・ロホを着た英国のクリストファー・フルーム(チームスカイ)が、区間2位のウィルコ・ケルデルマン(チームサンウェブ)に29秒差を付けて圧勝した。

フルームは今年のツール・ド・フランスでは区間優勝することができなかったが、ブエルタでは第9ステージにつづいて区間2勝目を上げることができた。

区間3位には総合2位のビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ)が入ったが、フルームより57秒遅いタイムで、総合でのタイム差は1分58秒にまで開いてしまった。

スペインのアルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)は、ケルデルマンに抜かれるまで暫定1位になる快走を見せ、最終的にフルームよりも59秒遅れの区間5位で現役最後の個人タイムトライアルを終えた。彼はこの日の走りで総合9位から総合5位へとジャンプアップしている。

一方、スタート前は総合5位だったコロンビアのエステバン・チャベス(オリカ・スコット)はフルームよりも4分01秒遅いタイムでゴールし、総合9位まで転落してしまった。


■最終週初日の個人TTを制し、総合優勝に一歩近づいたフルームのコメント「僕はただ、自分がベストだと思ったタイムで走っていた。チームカーからはあまりタイムチェックを得てなかったので、自分がどのあたりなのか本当に知らなかった。

おそらくいいニュースではないのではと途中心配していたが、最後の6〜7kmでやっと自分が区間優勝を目指して戦う軌道に乗っていることを知ったんだ。自分のリードを広げてこの地位にいられるのは素晴らしい気分だ」


 
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017


■第16ステージ結果[9月5日/シルクイト・デ・ナバラ~ログローニョ/40.2km](個人タイムトライアル)
1 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)47分00秒
2 ウィルコ・ケルデルマン(チームサンウェブ/オランダ)+29秒
3 ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ/イタリア)+57秒
4 イルヌール・ザカリン(チームカチューシャ・アルペシン/ロシア)+59秒
5 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)+59秒
6 トビアス・ルドヴィグソン(FDJ/スウェーデン)+1分07秒
7 ウァウテル・プールス(チームスカイ/オランダ)+1分11秒
8 レナード・ケムナ(チームサンウェブ/ドイツ)+1分30秒
9 ボブ・ユンゲルス(クイックステップフロアーズ/ルクセンブルク)+1分41秒 ※ペナルティ20秒
10 ダニエル・オス(BMCレーシングチーム/イタリア)+1分49秒

22 ミゲルアンヘル・ロペス(アスタナ/コロンビア)+2分34秒
26 ファビオ・アルー(アスタナプロチーム/イタリア)+3分03秒
37 マイケル・ウッズ(キャノンデール・ドラパック/カナダ)+3分40秒
45 エステバン・チャベス(オリカ・スコット/コロンビア)+4分01秒
■第16ステージまでの総合成績(マイヨ・ロホ)
1 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)62時間53分25秒
2 ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ/イタリア)+1分58秒
3 ウィルコ・ケルデルマン(チームサンウェブ/オランダ)+2分40秒
4 イルヌール・ザカリン(チームカチューシャ・アルペシン/ロシア)+3分07秒
5 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)+4分58秒
6 ミゲルアンヘル・ロペス(アスタナ/コロンビア)+5分25秒
7 ファビオ・アルー(アスタナプロチーム/イタリア)+6分27秒
8 ウァウテル・プールス(チームスカイ/オランダ)+6分33秒
9 エステバン・チャベス(オリカ・スコット/コロンビア)+6分40秒
10 マイケル・ウッズ(キャノンデール・ドラパック/カナダ)+7分06秒
[各賞]
■マイヨ・ベルデ:クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)
※第17ステージはマッテーオ・トレンティン(クイックステップフロアーズ/イタリア)が着用
■マイヨ・デ・ルナレス:ダヴィデ・ヴィレッラ(キャノンデール・ドラパック/イタリア)
■マイヨ・コンビナダ:クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)
※第17ステージはミゲルアンヘル・ロペス(アスタナ/コロンビア)が着用
■チーム成績:アスタナプロチーム(カザフスタン)
■敢闘賞:クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)
*マイヨ・ロホ(個人総合リーダージャージ)...真紅/マイヨ・ベルデ(ポイント賞ジャージ)...緑/マイヨ・デ・ルナレス(山岳賞ジャージ)...白地に青い水玉/マイヨ・コンビナダ(コンビネーション賞)...白
(http://www.lavuelta.com/la-vuelta/2017/us/)
 

第17ステージはロス・マチュコス頂上ゴール

MAP : Unipublic
MAP : Unipublic
MAP : Unipublic
 
9月6日はビリャディエゴから標高880メートルながらカテゴリー超級のロス・マチュコス(モヌメント・バカ・パシエガ)頂上にゴールする180.5kmの第17ステージが行われる。

中盤には標高1350メートルでカテゴリー2のポルティーリョ・デ・ルナダ峠を越え、終盤には標高675メートルでカテゴリー1のプエルト・デ・アリサス峠も越える。ゴールのロス・マチュコスは全長7.2kmと短い上りだが、平均勾配は8.7%、序盤に25%、26%の難所がある。

総合首位のフルームは、個人タイムトライアルでリードを広げた後「レースは終わっていない。僕は日々戦わなければならないだろう。明日は厳しいだろう。ロス・マチュコスは攻防戦になるだろう」と、語っている。
 

第16ステージのハイライト映像


Summary - Stage 16 - La Vuelta 2017 投稿者 la_vuelta