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ブエルタ第6ステージはポーランドのマルチンスキーが逃げ切り優勝

レース
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017
 
第72回ブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)は、8月24日にビラ・レアルからサグントまでの204.4kmで丘越え区間の第6ステージを競い、逃げ切ったポーランドのトマシュ・マルチンスキー(ロット・スーダル)がゴール勝負でパベル・ポリャンスキー(ボーラ・ハンスグローエ)とエンリク・マス(クイックステップフロアーズ)を下し、33歳でグランツール区間初優勝を果たした。

総合首位のクリストファー・フルーム(チームスカイ)は26秒遅れでゴールし、マイヨ・ロホを守った。



区間優勝したマルチンスキーは、スタートして50kmで形成された37人の逃げ集団に加わっていた。そこには山岳賞ジャージを着たイタリアのダヴィデ・ヴィッレッラ(キャノンデール・ドラパック)も加わり、最初の2ヶ所のカテゴリー3の峠をトップで通過して山岳ポイントを稼いだ。

最後に越えたカテゴリー2のプエルト・デル・ガルビ峠はマルチンスキーが先頭で通過し、マス、ポリャンスキーが続いた。メイン集団ではこの登坂でトレック・セガフレードがハイペースで先頭を引き、脱落者が続出。そして満を持してスペインのアルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)がアタックした。

この攻撃にマイヨ・ロホのフルームや、総合2位のティージェイ・バンガードレン(BMCレーシングチーム)は付いて行けたが、エステバン・チャベス(オリカ・スコット)、ファビオ・アルー(アスタナプロチーム)、ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ)は遅れてしまった。そしてバンガードレンも落車で脱落した。

ゴールまで残り25kmで、アルー、チャベス、ニバリはフルームに追いつくことができた。このメイングループは、ゴールまで残り15kmで逃げ続けていた5選手を12秒差にまで追い詰め、視界に捕らえることができた。

そこでマス、マルチンスキー、ポリャンスキーの3人がアタックし、最後の抵抗を開始。残り9kmでタイム差を40秒にまで広げることができた。後方ではメイングループを追走していたバンガルデレンがパンクに見舞われた直後、ランドアバウトで落車。しかし、何とかレースに復帰することはできた。

最後は3人が逃げ切り、ゴールスプリントではマルチンスキーが圧勝だった。

2度の落車に見舞われたバンガードレンはフルームよりも20秒遅れでゴールし、総合2位から4位へと後退した。この日はフランスのロマン・バルデ(アージェードゥゼール・ラモンディアル)が7分近く遅れてしまい、総合争いから大きく後退してしまった。


■グランツールで区間初優勝したマルチンスキーのコメント「信じられない気分だ。僕は区間優勝を争うことを期待してここに来ていた。それがこんなに早く訪れるとは思わなかった。すごくハッピーだ。スタートからアタックが続き、そして長い逃げに乗ったクレイジーなステージだったよ」
 
 
 
■第6ステージ結果[8月24日/ビラ・レアル~サグント/204.4km]

1 トマシュ・マルチンスキー(ロット・スーダル/ポーランド)4時間47分02秒
2 パベウ・ポリャンスキー(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)
3 エンリク・マス(クイックステップフロアーズ/スペイン)
4 ルイスレオン・サンチェス(アスタナ/スペイン)+8秒
5 ヤン・ポランツェ(UAE・チームエミレーツ/スロベニア)+8秒
6 ワレン・バルギル(チームサンウェブ/フランス)+26秒
7 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(バーレーン・メリダ/イタリア)+26秒
8 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)+26秒
9 ファビオ・アルー(アスタナプロチーム/イタリア)+26秒
10 ジャック・ヘイグ(オリカ・スコット/オーストラリア)+26秒
25 ダビ・デラクルス(クイックステップフロアーズ/スペイン)+43秒
28 サイモン・イエーツ(オリカ・スコット/英国)+43秒
44 ティージェイ・バンガードレン(BMCレーシングチーム/米国)+46秒
59 ロマン・バルデ(AG2R・ラモンディアル/フランス)+6分52秒
■第6ステージまでの総合成績(マイヨ・ロホ)
1 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)22時間54分38秒
2 エステバン・チャベス(オリカ・スコット/コロンビア)+11秒
3 ニコラ・ロッシュ(BMCレーシングチーム/アイルランド)+13秒
4 ティージェイ・バンガードレン(BMCレーシングチーム/米国)+30秒
5 ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ/イタリア)+36秒
6 ダビ・デラクルス(クイックステップフロアーズ/スペイン)+40秒
7 ファビオ・アルー(アスタナプロチーム/イタリア)+49秒
8 アダム・イエーツ(オリカ・スコット/英国)+50秒
9 マイケル・ウッズ(キャノンデール・ドラパック/カナダ)+1分13秒
10 サイモン・イエーツ(オリカ・スコット/英国)+1分26秒
23 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)+3分10秒
31 ロマン・バルデ(AG2R・ラモンディアル/フランス)+8分03秒
[各賞]
■マイヨ・ベルデ:マッテーオ・トレンティン(クイックステップフロアーズ/イタリア)
■マイヨ・デ・ルナレス:ダヴィデ・ヴィッレッラ(キャノンデール・ドラパック/イタリア)
■マイヨ・コンビナダ:クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)
※第7ステージはエステバン・チャベス(オリカ・スコット/コロンビア)が着用
■チーム成績:アスタナプロチーム(カザフスタン)
■敢闘賞:エンリク・マス(クイックステップフロアーズ/スペイン)
*マイヨ・ロホ(個人総合リーダージャージ)...真紅/マイヨ・ベルデ(ポイント賞ジャージ)...緑/マイヨ・デ・ルナレス(山岳賞ジャージ)...白地に青い水玉/マイヨ・コンビナダ(コンビネーション賞)...白
(http://www.lavuelta.com/la-vuelta/2017/us/)
 
 
MAP : Unipublic
MAP : Unipublic

8月25日はリリアからクエンカ/シウダド・パトリモニオ・デ・ラ・ウマニダドまでの207kmで、カテゴリー3の山岳ポイントが3ヶ所設定された第7ステージが行われる。
 

第6ステージのハイライト映像


Summary - Stage 6 - La Vuelta 2017 投稿者 la_vuelta