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フランスのニームでブエルタ・ア・エスパーニャ2017が開幕。初日のチームTTはBMCが優勝し、デニスがマイヨ・ロホを獲得

レース
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017
 
今シーズン最後のグランツールであるスペインのブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)が、8月19日に隣国フランス南部のニームで開幕した。

初日はニーム市街地を巡るテクニカルな13.7kmのコースでチームタイムトライアルが競われ、米国のBMCレーシングチームが優勝し、オーストラリアのローハン・デニスが真紅の総合リーダージャージ、マイヨ・ロホを獲得した。

BMCレーシングチームは、開幕直前に参加を予定していたサムエル・サンチェス(スペイン)が、競技外検査でのドーピング検査で陽性になって一時的な出場停止処分を受け、急きょメンバーを変更しなければならない問題があったが、元TT世界チャンピオンチームの走りに陰りはなかった。

この日のコースは古代ローマ時代に建造されたアレーナ(円形闘技場)を通過するユニークなレイアウトで、表彰式もアレーナの中で行われた。

BMCレーシングチームは、チームタイムトライアルの宿敵であるクイックステップフロアーズ(ベルギー)とチームサンウェブ(ドイツ)に6秒差、昨年のブエルタで初日のチームタイムトライアルを制したクリストファー・フルーム率いるチームスカイ(英国)には9秒差を付けて区間優勝した。

区間優勝は逃したものの、総合優勝候補の筆頭であるフルームは、初日からライバルたちにわずかなタイム差を付けることに成功した。

ライバルたちとフルームのタイム差は、オリカ・スコットのエステバン・チャベスとイエーツ兄弟が8秒、ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ)が22秒、これが引退レースとなるアルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)が26秒、ファビオ・アルー(アスタナプロチーム)が32秒、ロマン・バルデ(アージェードゥゼール・ラモンディアル)が37秒になっている。
 
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017


■最初のマイヨ・ロホを獲得したデニスのコメント「すべてが計画通りにいった。スカイが来た時、僕たちはちょっとナーバスになり、フィニッシュラインで我々は負けるだろうと思った。でも最強チームとしてスタートし、完璧に遂行した。サーキットは非常にテクニカルだった。勝つにはすべてが必要だった。僕たちはチームタイムトライアルでの真の力を発揮した。

マイヨ・ロホを獲得したのは素晴らしい気分だ。それは1つの功績のように感じるが、同時にチーム全体が勝ったのに、これを着るのは1人だけだ。マイヨ・ジョーヌを着た時(2015年の第1ステージ)と比較すると、それが唯一落胆することだ。でも、チームの努力の後で僕が全ての信頼を得るということでもある」


 
photo : Luis Angel Gomez/BettiniPhoto©2017
 
■第1ステージ結果[8月19日 /ニーム(フランス)~ニーム(フランス)/13.7km](チームタイムトライアル)

1 BMCレーシングチーム(米国)15分58秒
2 クイックステップフロアーズ(ベルギー)+6秒
3 チームサンウェブ(ドイツ)+6秒
4 チームスカイ(英国)+9秒
5 オリカ・スコット(オーストラリア)+17秒
6 ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)+21秒
7 ロット・スーダル(ベルギー)+24秒
8 モビスターチーム(スペイン)+24秒
9 バーレーン・メリダ(バーレーン)+31秒
10 チームカチューシャ・アルペシン(スイス)+33秒
11 トレック・セガフレード(米国)+35秒
12 FDJ(フランス)+38秒
13 アクアブルースポーツ(アイルランド)+38秒
14 チームディメンションデータ(南アフリカ)+39秒
15 チームロットNL・ユンボ(オランダ)+40秒
16 アスタナプロチーム(カザフスタン)+41秒
17 キャノンデール・ドラパックプロサイクリングチーム(米国)+46秒
18 AG2R・ラモンディアル(フランス)+46秒
19 UAE・チームエミレーツ(アラブ首長国連邦)+47秒
20 マンサナポストボンチーム(コロンビア)+53秒
21 カハルラル・セグロスRGA(スペイン)+56秒
22 コフィディス、ソルーションクレディ(フランス)+57秒
■第1ステージの総合成績(マイヨ・ロホ)
1 ローハン・デニス(BMCレーシングチーム/オーストラリア)15分58秒
2 ダニエル・オス(BMCレーシングチーム/イタリア)
3 ニコラス・ローチ(BMCレーシングチーム/アイルランド)
4 アレッサンドロ・デマルキ(BMCレーシングチーム/イタリア)
5 ダミアーノ・カルーゾ(BMCレーシングチーム/イタリア)
6 ティージェイ・バンガードレン(BMCレーシングチーム/米国)
7 イブ・ランパールト(クイックステップフロアーズ/ベルギー)+6秒
8 ダビ・デラクルス(クイックステップフロアーズ/スペイン)+6秒
9 ボブ・ユンゲルス(クイックステップフロアーズ/ルクセンブルク)+6秒
10 ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップフロアーズ/フランス)+6秒

18 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)+9秒
24 アダム・イエーツ(オリカ・スコット/英国)+17秒
27 サイモン・イエーツ(オリカ・スコット/英国)+17秒
28 エステバン・チャベス(オリカ・スコット/コロンビア)+17秒
30 ラファウ・マイカ(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)+21秒
50 ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ/イタリア)+31秒
57 イルヌール・ザカリン(チームカチューシャ・アルペシン/ロシア)+33秒
63 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)+35秒
89 スティーフェン・クラウスウェイク(チームロットNL・ユンボ/オランダ)+40秒
95 ファビオ・アルー(アスタナプロチーム/イタリア)+41秒
109 ロマン・バルデ(AG2R・ラモンディアル/フランス)+46秒
112 ルイ・メインティス(UAE・チームエミレーツ/南アフリカ)+47秒
[各賞]
■マイヨ・ベルデ:−
■マイヨ・デ・ルナレス:ニコラ・ロッシュ(BMCレーシングチーム/アイルランド)
■マイヨ・コンビナダ:ダニエル・オス(BMCレーシングチーム/イタリア)
■チーム成績:BMCレーシングチーム(米国)
*マイヨ・ロホ(個人総合リーダージャージ)...真紅/マイヨ・ベルデ(ポイント賞ジャージ)...緑/マイヨ・デ・ルナレス(山岳賞ジャージ)...白地に青い水玉/マイヨ・コンビナダ(コンビネーション賞)...白(※ブエルタには新人賞の設定はない)
(http://www.lavuelta.com/la-vuelta/2017/us/)
 
 

8月20日は引き続きフランスのステージとなり、ニームからグリュイッサン、グラン・ナルボンヌ、オードまでの203.4kmで、平坦区間の第2ステージが行われる。

 
MAP : Unipublic
MAP : Unipublic

第1ステージのハイライト映像


Summary - Stage 1 - La Vuelta 2017 投稿者 la_vuelta