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ツール・ド・フランス第8ステージ、新城幸也は序盤に逃げを狙うも集団に引き戻され143位でゴール

レース
スタートサインの電源が落ち、電子サインボードやマイクもスピーカーも使えないタイミングで上がってしまった新城幸也は、笑顔を観客に手を振った。photo:Miwa IIJIMA
スタートサインの電源が落ち、電子サインボードやマイクもスピーカーも使えないタイミングで上がってしまった新城幸也は、笑顔を観客に手を振った。photo:Miwa IIJIMA


2017年7月8日、ツール・ド・フランス第8ステージから山岳が登場。コースの中盤から3級、2級、1級と徐々に強度が上がる187.5kmの山岳ステージだ。

バーレーン・メリダはヤネス・ブライコビッチ(スロベニア)の52位が最高位となり、新城幸也は先頭から31分34秒遅れの143位でゴールしている。

 
ゴール後、たくさんのメディアや人ごみの中に消えてゆく新城幸也の後ろ姿。ツールは、別格に多くの人が動いている。photo:Miwa IIJIMA
ゴール後、たくさんのメディアや人ごみの中に消えてゆく新城幸也の後ろ姿。ツールは、別格に多くの人が動いている。photo:Miwa IIJIMA

レース後の新城のコメント:
「逃げに乗っていいと許可が出たので、 狙って動き序盤に数人で抜け出したが、集団に引き戻された。そんな動きが長々と50kmくらい続き、 スプリントポイント前の上りでコルブレッリの位置取りして最初の上りに差し掛かったら、ペースが速すぎっ。気が付けば集団の最後尾になっていたので、今日は自分にチャンスがある日ではないと割り切って、ボトルを運んだりして過ごした。ツールでは時折、こんな日がやってくる、なぜかペースが落ちない。100km地点で集団ができて、ゴールまでは長かったが人数が多かったのと、その時点で平均速度が43km/hだったので、 制限時間には余裕があった。 明日は1週目を締めくくる、きついコース。 今日みたいな展開だと、大変な1日になると覚悟しておこう。」

【text&photo:Miwa IIJIMA】


レース結果
http://www.letour.fr/le-tour/2017/us/classifications.html