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自転車盗難対策に「アラーム機能付きライト」という提案、「ヌービーム・600J」が発売。編集部員が実際に使ってみた!

新製品
ロードバイクで走り出してちょっとコンビニやカフェに寄り道、というのはライドの楽しみのひとつ。しかしその少しの時間愛車から目を離してしまうと、盗難の脅威が迫り来ることになる。そこで厳重に鍵をかける、それプラスの対策方法として「アラーム機能」を備えたテールライトというのはいかがだろう。
(text:江里口恭平)

アラームで愛車の異変を知らせるテールライト

「ヌービーム・600J」はリアライトとアラームが一体となった本体の他に、ハンドル部などに取り付けできるアラート機能付きリモコンの2点から構成される。
本体部分には振動センサーが搭載されており、本体が振動すると直線距離100m以内(障害物が無い場合)であればリモコンへ信号を飛ばしてアラームを鳴らす事ができる。また、リモコンのスイッチ部分もLEDで発光するので、視覚的にも状態の判断が可能だ。
 
本体側は電源ボタンで6段階の点灯パターンを操作。隣のサウンドボタンでアラームのパターンを変更できる
リモコンはハンドル部に取り付けておき、ここからウインカーやベルを操作できる。スライド方式で取り外しだ
使用する状況によって、このアラームの鳴らし方はそれぞれ選択できる。
一つ目の例としては、コンビニ等に立ち寄った時。リモコンのアラームをオンにしてバックポケットへ入れておこう。店内にいる間、本体を取り付けた車体に何か異変があるとリモコンから発音。すぐに車体の異変をチェックできる。
 
コンビニで休憩中。こちらは通常時のリモコン
リモコンからアラーム音と同時にLEDが点滅。自転車に異常アリだ!
本体から響くアラーム音
カフェなどに立ち寄った際は、手元から大きな音が鳴ってしまうと周りの迷惑になる場合も。そんな時はリモコンのアラームをオフにして、テーブルの上に置いておこう。音ではなくLEDの発光から、視覚的に愛車の状態を知らせてくれる。
 
外にある自転車
サイレントモードに
LEDが点滅!自転車に異常あり!
加えて本体サイドでも、このアラームのオン・オフを選択できる。自転車泥棒に対し本体のアラーム音で威嚇できるのがメインの目的であるので、基本は発音をオンにしておきたい。しかしもし駐輪している場所で大きな音を立てたく無い場合は、本体のアラームをオフにしておこう。
本体のアラームが作動した場合、解除はリモコンでのみ行う事ができる。ただ、もしもマンションの駐輪場でアラームが作動して、持ち主が気づかなかった場合、その間は止めることができないので注意。 

本来のテールライトとしての機能は必要十分。
発光は点灯点滅がそれぞれ強弱2段階、両サイドが点滅するハザード状態とオフの、合わせて6段階。オンオフの操作はリモコンからも操作が可能だ。

さらにもうひとつのユニークな機能として、リアの赤いライト側面にオレンジ色のウインカーが備わっている。
こちらは上記のリモコンで方向(右/左)を操作でき、作動中はウインカー音も発生する。方向ボタンをもう一度押すとウインカーは止まる。15回点滅後に自動でもストップする。
また、同じくリモコンから本体のアラーム機能を操作する事で自転車用「ベル」として扱うことも可能だ。
 
ヌービームは韓国の電子機器メーカー「ハンダン社」が立ち上げたブランド。自転車好きの開発者が、自身の目線から生み出したプロダクツを多数発売してきた。
今回の「600J」は、今年の台北ショーで発表された「600」を日本仕様に改良したもの。扱うのは自転車パーキング事業を行い、かつユニークな自転車用品を多数取り扱う日本コンピュータ・ダイナミクス(NCD)だ。
シートポストに取り付けるとペダリングの動作に干渉することがある。その場合はサドルレールに取り付けるといいだろう
左ウインカーを作動。止めるにはリモコンの方向ボタンを再度押すか、15回点滅すると自動ストップ

編集部員が実際に使ってみた

休日のライドの際、ノンストップで走る事はそう多くない。特にこの暑いシーズン、2時間ほど走っただけでボトルの水はすっからかん、熱さで頭もぼんやりしてくる。そんな時はちょっとコンビニで立ち寄って、ドリンクやアイスを補給することになるだろう。
そうしてコンビニに立ち寄った際に、毎回愛車をガッチリと施錠しているかと言われれば……実際は「ちょっとこのくらいの間なら」と、コンビニ前で簡易的な鍵をかけただけで店内に入ってしまうことが多いのが正直な所だ。
 
そこでこのアラーム機能付きライトを使ってみよう。アラートのオンはリモコンの操作で作動。自分のバイクから、まるでクルマのリモートロックをした際のように「ピピッ」と音が鳴って、防犯モードがオンになる。
コンビニで休憩をしている際に、試しに友人にバイクを動かしてもらった。
即座にリモコンからそこそこ大きな音で鳴り始める。すぐにバイクの場所に戻ると、バイクからかなりけたたましい音でアラーム音が鳴り響いている。手元のリモコンでアラームを解除し、バイクを動かした友人にその時の様子を聞いてみた。
「バイクを少し動かそうと持ち上げただけで、アラームが作動した。警告のような音なので、周りからもかなり注目され、これはまずい、と思った。ライト本体側を操作して止めれるかと思ったが、なすすべがなかった。」
なるほど、これはあの憎き自転車泥棒には効果的かもしれない。
 
もちろん自転車に鍵を掛けることが、盗難防止の第一かつ最大の対抗法であることは間違いない。しかしライド中にはあまり大きく重い鍵を持つのはためらいがあるので、僕個人としては、不安を感じつつも小型の鍵を携行してしまう。
しかしそこで、いつも前後につけているライトにプラスして、小さなリモコンのみでより防犯能力が上がるというのは、なかなかスマートなのではないだろうか。
 

Spec.

nubeam(ヌービーム)・NB600J
・周波数特性:2403.5MHz
・通信距離:100m(直線距離、障害物が無い場合)
・サイズ:本体:103x46x25(mm)、リモコン:40x45x17(mm)
・重量:本体:82g、リモコン:28g
・バッテリー:リチウムポリマー充電池
・動作時間:本体:15時間(点灯モード1)、リモコン:約1週間
・防水性能:IPX4(防沫)
・防犯アラーム:4モード 
・ウインカー機能 :「L/R」のスイッチを短押しすると、15回点滅後自動的に停止する
・テールライト:6モード(点灯×明るさ2段階、点滅×明るさ2段階、ハザードランプ、オフ)
※5分間放置するとテールライトは自動でオフ
 
・価格:8700円(税抜)
・先行予約特別価格:7,000円(税抜)
・先行予約受付期限:2017年7月17日
・発売予定日:2017年7月中旬以降(詳細はB‘s supplyのWebでお知らせします。)

・自転車と歩む未来、ライフスタイル提案型Webショップ
「B’s supply(ビーズサプライ)」