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【滋賀県】「守山市サイクルポリス」結成!スポーツ自転車で防犯パトロール!

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滋賀県守山市と守山警察署は、平成24年10月1日に『安全で安心なまちづくりネットワークに関する協定書』を締結し、市民および地域の事業所が安全・安心に暮らせるまちづくりに向け相互連携を図ってきた。

この協定に基づき、守山市が保有するスポーツ自転車を警察に貸与。守山警察署は、近年増加する自転車の盗難被害や特殊詐欺被害の防止・啓発等に向けた防犯パトロール活動にスポーツタイプの自転車を活用する「守山市サイクルポリス」を結成した。
スポーツ自転車を活用することで、駅前や商店街、地域の細い道など、車が停車できない・入りにくい場所への侵入が可能となり、被害発生時には素早く現地に向かうことができる。

 


2017年5月29日(月)、守山警察署前にて同警察署・上内 保署長と宮本和宏・守山市長の激励の後、守山警察署を出発。途中、市内高齢者宅を数件訪問し、チラシ・声かけによる特殊詐欺啓発活動を実施しながら、守山警察署生活安全課3名、守山市危機管理課3名により、全3キロを巡回した。

滋賀県内において、警察がパトロールにスポーツ自転車を活用した事例は今回が初めて。同署警察署生活安全課・白井 剛 警部補は、「守山市が自転車を軸にまちづくりを進めるなか、警察もスポーツ自転車を活用することで、地域の興味・関心を引き、犯罪の抑止につながると考えている。混雑する駅前や商店街、地域の狭い道など車両では入りにくい現場にいち早く駆けつけるため、スポーツ自転車の持つ機動力を有効に活用していきたい」と話した。

今回結成されたサイクルポリスでは、守山市内を週1回程度定期的に巡回する予定で、今後同警察署の実施する交通安全の啓発活動等にも幅広く活用していく方針とのこと。


 

滋賀県守山市:安全で安心なまちづくりネットワークに関する協定書

目的    
この協定書は、市民等が犯罪や交通事故に遭うことなく安全で安心して暮らすことができる社会を実現するため、「安全で安心なまちづくりネットワーク」(以下「安全・安心ネットワーク」という。)を構築し、市と警察署が相互に連携して取り組むことを目的とする。

活動    
市および警察署は、前条の目的を達成するため、相互が情報を共有し、安全・安心ネットワークについて、次の活動を行う。
(1)広報、啓発、普及等の活動に関すること。
(2)安全で安心なまちづくりに関する情報提供、確認要請、照会その他必要な支援および協力に関すること。
(3)その他前条の目的を達成するために必要なこと。

市民等への情報発信
市および警察署は、相互に緊密な連携および協議を行い、共有した情報に基づき、市民等に対して必要な情報の提供を行うものとする。

問・守山市 地域振興・交通政策課
http://www.city.moriyama.lg.jp