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無料でハードケース利用可能! FDA「スポーツ用自転車搭載サービス」、5/22から

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「飛行機輪行に安心感を」。フジドリームエアラインズ(FDA、本社・静岡市)が22日から、専用ハードケースを利用して自転車を梱包する「スポーツ用自転車搭載サービス」を始める。ハードケースは出発空港で無料レンタルでき、1便につき最大7台まで受け付ける。
 

「地方の豊かな自然感じて」

スポーツ自転車搭載サービスのアイコン(画像提供・FDA)
スポーツ自転車搭載サービスのアイコン(画像提供・FDA)
専用ハードケース
専用ハードケース
FDAは名古屋や静岡など拠点に、札幌、松本、福岡など国内地方都市を結ぶ路線で運航している。サイクルツーリズム人気を受け、スポーツ用自転車を分解して飛行機に積み込む「飛行機輪行」の需要を開拓するのが目的だ。

ハードケースはプラスチック製で、内寸は幅1000mm×高さ810mm×奥行き300mm。ケース(3.3kg)を含めた手荷物重量が20kgまで無料だ。ケースをレンタルする際、搭乗3日前までにコールセンターへ申し込む。

ケースへの梱包は利用者自身で行う。分解して輪行袋に収めた自転車がケース内寸に収まれば、輪行袋のままケースに収納することも可能。ちなみに1便当たり7台を超える積載は、輪行袋であっても受け付けられない。

サービスはFDAが運行する全路線が対象。同社広報は「スポーツ用自転車は高価な機材も多く、飛行機輪行をためらうお客様もいる。ハードケースに収納することでキズや破損のおそれが減り、搭載時の不安がやわらぐ」と説明。その上で、「地方都市への路線が充実しているのが当社の強み。地方は自然や景観に恵まれた場所が多い。自転車で多くのエリアでのサイクリングを楽しんでもらえれば」と話す。

同社はサービス開始にあわせ、松本空港周辺で開かれる自転車イベントに協賛。また6月30日まで、ハッシュタグ「#FDABIKE」を付けて投稿すると抽選でショルダーバッグが当たるSNSキャンペーンも展開している。(斉藤円華)

<参考サイト>
スポーツ自転車搭載サービス(FDA)
http://www.fujidream.co.jp/checkin/support/support_bicycle.html