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ジロ・デ・イタリア第12ステージはマリア・チクラミーノのガビリアが区間3勝目!

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100回記念大会のジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)は、5月18日にフォルリからレッジョ・エミリアまでの234kmで第12ステージを競い、第5ステージからポイント賞のマリア・チクラミーノを着続けているコロンビアのフェルナンド・ガビリア(クイックステップフロアーズ)が、集団ゴールスプリントを制して今大会3勝目を上げた。

総合リーダーのマリア・ローザはオランダのトム・ドゥムラン(チームサンウェブ)が守った。
 
 
今大会最長の234kmだった第12ステージは186選手が出走。スタートして3kmでセルゲイ・フィルサノフ(ガスプロム・ルスベロ)とマルコ・マルカート(UAE・チームエミレーツ)が集団から逃げ出し、カウンターアタックで飛び出したミルコ・マエストリ(バルディアーニ・CSF)が後を追った。

マエストリは14km地点で先頭の2人に追いつき、逃げグループは3人になった。集団とのタイム差はこの時点で4分20秒あり、48km地点で最大7分近くまで開いた。

前日に逃げ勝ったスペインのオマール・フライレ(チームディメンションデータ)は、山岳賞で総合首位のヤン・ポランツェ(UAE・チームエミレーツ)と同点の総合2位になっていたが、この日最初に越えたカテゴリー2のコッラ・ディ・カザーリャ峠でマリア・アッズーラを着たポランツェと集団の先頭通過争いを演じ、4ポイントを獲得。暫定で山岳賞の総合首位に立った。

先頭の3人と集団のタイム差は、ゴールまで残り20kmですでに1分を切っていた。オリカ・スコットが引いて加速する集団では、残り16kmでガビリアのスプリントの発射台を務めているマクシミリアーノ・リチェセ(クイックステップフロアーズ)がパンクに見舞われて車輪を交換したが、3km先で無事集団に復帰することができた。

タイム差が30秒を切り、逃げが吸収されるのは時間の問題となった残り14kmで、先頭からマエストリがアタック。20秒差を保って独走で7km逃げ続けたが、最後は集団に飲み込まれた。マエストリはレッジョ・エミリアのグアラスタッラ出身で、ゴールでは家族や友達が待っていた。

逃げが吸収された後、ボーラ・ハンスグローエが列車を組んで集団を引き続け、ロット・スーダル、クイックステップも先頭に姿を現した。ゴールまで残り1.8kmで飛び出したアルバニアチャンピオンのエウゲルト・ズパ(ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア)がフラム・ルージュの手前で吸収された後、ふたたびボーラ・ハンスグローエが集団を引いた。

しかし、最後はリチェセに引かれたマリア・チクラミーノのガビリアがスパートし、誰も寄せ付けずにやすやすと3勝目を勝ち取った。ゴールでは、コロンビアから来て開幕からずっとジロを観戦している家族が彼を出迎えていた。


■初出場のジロで区間3勝目を上げたガビリアのコメント「僕のリードをしてくれるリチェセがパンクした時、集団のスピードはとても速くなっていたから心配になった。でも、彼は戻ってきたから完璧だった。僕は今年のジロで最高のスプリンターではない。それはグライペルだ。彼は長いキャリアで僕よりもずっとたくさん勝っているからね。でも現時点で僕は1番調子のいいスプリンターで、1番の脚を持っている。それは準備のおかげさ」

5月19日はレッジョ・エミリアからトルトゥーナまでの167kmで、山岳ポイントのないパンケーキフラットな第13ステージが行われる。
 
 
MAP : RCS Sport
MAP : RCS Sport
 
■第12ステージ結果[5月18日/フォルリ~レッジョ・エミリア/234km]

1 フェルナンド・ガビリア(クイックステップフロアーズ/コロンビア)5時間18分55秒
2 ヤクブ・マレツェコ(ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア/イタリア)
3 サム・ベネット(ボーラ・ハンスグローエ/アイルランド)
4 フィル・バウハウス(チームサンウェブ/ドイツ)
5 マクシミリアーノ・リチェセ(クイックステップフロアーズ/アルゼンチン)
6 ライアン・ギボンズ(チームディメンションデータ/南アフリカ)
7 サーシャ・モドロ(UAE・チームエミレーツ/イタリア)
8 アンドレ・グライペル(ロット・スーダル/ドイツ)
9 ヤスペル・ストゥイヴェン (トレック・セガフレード/ベルギー)
10 ロベルト・フェラーリ(UAE・チームエミレーツ/イタリア)
■第12ステージまでの総合成績(マリア・ローザ)
1 トム・ドゥムラン(チームサンウェブ/オランダ)52時間41分08秒
2 ナイロ・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)+2分23秒
3 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード/オランダ)+2分38秒
4 ティボ・ピノー(エフデジ/フランス)+2分40秒
5 ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ/イタリア)+2分47秒
6 アンドレイ・アマドール(モビスターチーム/コスタリカ)+3分05秒
7 ボブ・ユンゲルス(クイックステップフロアーズ/ルクセンブルク)+3分56秒
8 ドメニコ・ポッツォビーボ(アージェードゥゼール・ラモンディアル/イタリア)+3分59秒
9 タネル・カンゲルト(アスタナプロチーム/エストニア)+3分59秒
10 イルヌール・ザカリン(チームカチューシャ・アルペシン/ロシア)+4分17秒
[各賞]
■ポイント賞(マリア・チクラミーノ):フェルナンド・ガビリア(クイックステップフロアーズ/コロンビア)
■山岳賞(マリア・アッズーラ):オマール・フライレ(チームディメンションデータ/スペイン)
■新人賞(マリア・ビアンカ):ボブ・ユンゲルス(クイックステップフロアーズ/ルクセンブルク)
(http://www.giroditalia.it/)
 

第12ステージのハイライト映像




Giro d'Italia - Stage 12 - Highlights 投稿者 giroditalia