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自転車活用推進研究会の国際セミナー「自転車利用とスマートバイク・21世紀の日本にとっての交通手段」

イベント
NPO自転車活用推進研究会では、国際セミナー「自転車利用とスマートバイク・21世紀の日本にとっての交通手段」と題して、自転車まちづくりの専門家であるフィリップ・クリスト氏&コリン・K・ヒューズ氏によるジョイント講演会を開催する。

開催日:2017年4月25日(火)18:00ー20:30
開催地:自転車総合ビル6F 601会議室(東京都品川区上大崎3-3-1/最寄駅:目黒)
参加費:1000円、自活研会員500円


参加申し込みは自活研HPから
http://cyclists.jp/


■Philippe Crist:
フィリップ・クリスト氏は「経済協力開発機構」(OECD)の上級エコノミスト、同交通部門の「国際交通フォーラム」(ITF)の担当責任者。同フォーラムの「協力パートナー委員会」研究部門のコーディネーターとして、ITF加盟国の57ヵ国の国際研究プロジェクトをコーディネートしています。

現在の仕事は、ますます破壊的になっている都市交通問題に対処すること、公共交通とタクシーが市場経済の面からどのように対処すべきか調査検討することです。また交通(運輸)部門でのよりよい意志決定のために、ITF内でのビッグデータを用いて、急速に増え続ける新しいデータ源から得られる知識を活用して、新しい戦略を研究しています。

自転車の安全と自転車政策に関する世界的なエキスパートとして認められ、2016年には「デンマーク自転車大使館」から自転車利用推進のための世界的リーダーとして表彰されました。他方で、現在急速に拡大する都市部の成長に交通はどう対処すべきか、交通部門における温室効果ガス削減戦略の評価検討、さらには国ごとの交通運輸部門の資産や、ネットワーク的な交通経営戦略の調査研究にも目を向けています。

フランスとアメリカの2つの国籍を持ち、脱競争的なサイクリスト。キノコ採りが大好きです。


■Colin K. Hughes:
コリン・ヒューズ氏は「スマートバイク」(ステーションを持たないレンタサイクル)の考案者であり、「ソーシャルバイク」の国際的な事業開発、国際的パートナーシップと政策面でのディレクター。

それ以前の7年間、彼は「交通と開発政策のための研究所」( Institute for Transportation and Development Policy )に勤務し、30を超える国で最先端の持続可能な交通計画とデザイン、その政策面を担当してきました。

自転車共同利用に関する第一人者であり、代表的書物として「バイクシェアに関する計画づくりガイド」(Bike-Share Planning Guide 、ITDP出版)があります。

イギリスのエンジニアリング・デザイン会社「アルプ」社 、「サンフランシスコ湾高速鉄道」、「地球環境ファシリティー」(Global Environmental Facility)およびアジア開発銀行の交通部門に勤務。20年間、自転車選手であり、世界的に有数な自転車観光旅行会社のために、12カ国での自転車観光旅行を発展させました。カリフォルニア大学バークレー校で「都市計画」修士号を取得しています。