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アジア選手権エリート男子ロードレースは別府史之4位、新城幸也7位

レース
アジア自転車競技選手権・エリート男子ロードレースは、別府史之4位、新城幸也7位という結果。

アジア選手権ロード最終日、エリート男子は12.8kmのコースを12周する153.6kmで争われた。天気は本大会初の雨。1周目の途中までニュートラルで進み、レースがスタートした。

2周目、フミと増田成幸を含む逃げが形成されたが、不運にもここで増田がパンク。本日2回のパンクと3回の車輪交換を余儀なくされた増田は「今日は(独走ばかりで)個人TTみたいだった」と話す。

8人の逃げ集団に乗ったフミは「国別ポイント的に1人は不利」と後追いを待ち、脚を溜めた。後続のメイングループは1分以上の差が開き、そこから16人の追走集団ができた。ここに日本はユキヤと増田が入る。

9周目、ユキヤはバーレーン・メリダのチームメイトであるワン・メイイン、普段はアスタナで走るダニイル・フォミニフら4人で抜け出し、追走を形成。「追いつきたいが、脚は使いたくない」(ユキヤ)この4人が2分差で逃げを追う。

最終周回の半ばでようやく追いついたユキヤらは集団スプリントへ。最終コーナーを絶妙な位置で回ったユキヤ、そしてフミはラスト300から掛けたものの、昨年のアジア選ロードTTのU23覇者、パク・サンホーンが伸び、アジア選手権2017の覇者となった。

 


別府史之のコメント:
タイミングを焦りすぎたのと、自分の力を過信しました。最後は脚を溜められて、自分は脚がある感じだったので、スプリントで勝負という形にしたのですが、(スプリントの)距離が長かったです。日本チームで狙ってきて、この結果は悔しいし、チームメイトのためにも金メダルが欲しかった。

窪木一茂のコメント:
アジアの展開になっちゃった。最後はゴール前でモガきたかった。言葉にならないです。

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【text&photo:Hitoshi OMAE】

 


第37回アジア自転車競技選手権大会/
第24回アジアジュニア自転車競技選手権大会
3月2日 大会第6日目

エリート男子ロードレース(153.6km)
1位 PARK Sanghong(KOR) 3:49:16
2位 MIRZA ALHAMMADI Yousif(UAE) 3:49:16
3位 BIZHIGITOV Zhandos(KAZ) 3:49:16
4位 別府 史之(JPCA・トレック・セガフレード)3:49:16
7位 新城 幸也(JPCA・バーレーン・メリダ)3:49:16
26位 増田 成幸(JPCA・宇都宮ブリッツェン)4:00:50
28位 窪木 一茂(和歌山・NIPPO・ヴィーニファンティーニ)4:00:50

http://www.acc2017.bahraincycling.com
 
アジア選手権2017は韓国のパク・サンホーンが優勝
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