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アジア選手権エリート女子ロードレースで吉川美穂が銅メダル獲得

レース
アジア選手権ロード4日目エリート女子は、吉川美穂がスプリントで3位に入り、銅メダルを獲得した。​

エリート女子ロードレースは、朝8時にスタートしたジュニア男子と同じ、バーレーン・インターナショナル・サーキットの周辺道路12.8kmを7周回するレースだ。日本チームは最大4人出場枠に対して梶原悠未と吉川美穂の2人。選抜されていた上野みなみが負傷欠場したため、中国や香港、韓国などの国が4人で戦うなかで人数面での不利をどう補うかがポイントとなった。

しかし、「ほとんどすべてのアタックに対応した」(梶原)と超人的な働きでレースをさばき、「これはマズイ」(吉川)という中国ら4人の逃げに吉川がブリッジ。5人となって勝ち逃げを形成。そのまま逃げ切って、スプリントで吉川が3位に入着。後続集団をふりちぎって前に上がった梶原が5位という見事な結果となった。


 


吉川美穂のコメント:
終盤、焦ってアタックに過剰に反応して、最後の最後に脚を攣ってしまった。来年勝てばいいですよね? 来年はもっと仕上げてきます!

梶原悠未のコメント:
決まる逃げに日本から1人乗れたのはよかった。自分は追走のチェックに入って、見逃すことなく走れた。最後は中国2人と一緒になったので、置いていきました。

【text&photo:Hitoshi OMAE】

 


第37回アジア自転車競技選手権大会ロードレース
2月28日

エリート女子ロードレース(89.6km)
1位 YANG Qianyu Hong-Kong HKG 2:32:50
2位 NA Ahreum Korea KOR 2:32:50
3位 吉川 美穂(和歌山・Live GARDEN BICI STELLE)2:32:50
5位 梶原 悠未(埼玉・筑波大学)2:33:28

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