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ツアー・ダウンアンダー第5ステージ、新城幸也はヴィスコンティをアシスト。「最終ステージはチームの初勝利を目指す」

レース
サントス・ツアー・ダウンアンダー第5ステージは、小さな丘はあるものの、117kmからゴールの山岳ポイントまでは比較的フラットな海岸線を行く151.5kmのコース。ラスト2周回は350mを一気に駆け上がり、上りゴールとなる。

バーレーン・メリダの最高位はジョヴァンニ・ヴィスコンティの17位(39秒遅れ)、新城幸也は先頭から6分41秒遅れの82位でレースを終えた。


 
ダウンアンダー名物ともいえるAldinga Bayを走る集団 photo:CorVos/Miwa IIJIMA
ダウンアンダー名物ともいえるAldinga Bayを走る集団 photo:CorVos/Miwa IIJIMA


新城はレース後、次のようにコメントした。

「人数の多い逃げに乗りに行くのが今日のチームの作戦で自分の役目だったが、意外にもあっさりと、ほぼスタートアタックで4名の逃げが形成され、今日も集団は落ち着いた。逃げる4選手とメイン集団との差は2分でコントロールされ、エースのヴィスコンティを最後の上りを含む周回まで温存させるために、終始アシストに徹することが自分の仕事になった。ゴールへの上りを2回登るのだが、1回目の上り口で良い位置で入れという指示があったので、先頭から5、6番手でヴィスコンティの位置取りをしながら上り始めて自分の仕事が終わった。そこから我慢して集団に残りたかったが、自分はそこまでのコンディションではなく、遅れてしまい集団でゴール。 レースを託したヴィスコンティもアタックはしたが、結果には繋がらなかった。 」

 
スタート前の新城 photo CorVos/Miwa IIJIMA​​
スタート前の新城 photo CorVos/Miwa IIJIMA​​


「新しいチームでの初レースで、みんながその選手のために動くという経験は初めてだし、このような経験はもう二度とできないかもしれない。その新チームもレースを通して日に日にチームワークは良くなり、色々な考えも浮かんでくる。この歳になってさらに新たな面白い経験をさせてもらってる。明日はエーススプリンター、ボニファツィオのスプリントに力を尽くす!本人もやる気だし、新しいチームなので、誰もが初勝利を望んでいる。 そのために良い仕事が出来るように頑張ります。」

6日間のサントス・ツアー・ダウンアンダーは1月22日、いよいよ最終ステージを迎える。
【text&photo:Miwa IIJIMA​​】

サントス・ツアー・ダウンアンダー第5ステージのフィニッシュ映像
http://tdu.tv/videos/673

大会オフィシャルHP
http://www.tourdownunder.com.au/en