ニュース

ツアー・ダウンアンダー第3ステージ、新城のアシストでボニファツィオが3位入賞

レース
サントス・ツアー・ダウンアンダー第3ステージは中盤にかけて大きなアップダウンを2回超えた後、丘を2つ含む一周13kmの周回を4周でゴールとなる144kmのレース。

新城幸也(バーレーン・メリダ)はスタート前に大会側のオフィシャルインタビューを受け、
"I refuse the idea that it'll be a bunch sprint for sure. The beginning of the stage is really hard." #TDU..

「今日は集団スプリントになるという意見はお断りだ。レース序盤は本当に厳しいものになると思うよ」と、オフィシャルライブのツイートに掲載されるなど、注目度が高い選手としての扱いを受けていた。


 
集団の前方でエースを守りながら走る新城幸也 photo:CorVos/Miwa IIJIMA​
集団の前方でエースを守りながら走る新城幸也 photo:CorVos/Miwa IIJIMA​


レースは、新城の予想に反し、集団のゴールスプリントに持ち込まれたが、バーレーン・メリダのエーススプリンター、ニッコロ・ボニファツィオが3位に入り、ゴール前、集団の先頭でそのボニファツィオの位置取りをするなど懸命にアシストを務めた新城は仕事を終え、1分25秒遅れの104位でレースを終えている。
 
レース後、3位に入ったボニファツィオと新城 photo:CorVos/Miwa IIJIMA​
レース後、3位に入ったボニファツィオと新城 photo:CorVos/Miwa IIJIMA​


レースを終えた新城は
「今日は自分が逃げに乗っても良いというステージので、最初の動きに反応して 数人で抜け出し、 (逃げがこのメンバーで)決まったかと思ったが、頂上で集団に追いつかれて、そのカウンターアタックで行ったメンバーで今日の逃げグループが形成されてしまった。自分も逃げメンバーに入りたかったが、直ぐにレースのコントロールに入り、今日はスプリントの日にするため終始、ボニファツィオのスプリントのため準備。チームメイトたちと前に出るタイミングをしっかりと打ち合わせして、ほぼ予定通りに残り2kmで自分はボニファツィオを前に引き上げ、お仕事終わり。ボニー(ボニファツィオ)もしっかりと3位に入ってくれて、チームが機能してきたという感じだし、自分自身も日に日にコンディションが良くなってるので、ひと安心。明日もスプリントのステージになりそうで、 雨の予報が少し心配」
と、第3ステージのレース内容を語った。【text&photo:Miwa IIJIMA】


サントス・ツアー・ダウンアンダー第3ステージ終盤の映像→ 落車の後、先頭で集団を引っ張る新城の姿が映っている。
http://tdu.tv/videos/577

オフィシャルHP
http://www.tourdownunder.com.au/en