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四国と淡路島を結ぶ!サイクリスト対応バス便の運行を検討

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自転車での移動ができない四国―淡路島間で、サイクリストに対応するバス便を運行するための検討が始まった。徳島県鳴門市、兵庫県南あわじ市など関係3自治体でつくる「ASAトライアングル交流圏推進協議会」が中心となって進めるもので、2017年度中の実現を目指している。

大鳴門橋を通行、自転車は伴走トラックに積載

四国と淡路島は鳴門海峡にかかる大鳴門橋で結ばれているが、高速道路が通じるのみで自転車や徒歩での通行はできない。また、海峡を結ぶフェリーも運航されていないため、現状では同区間を自転車で移動するのは難しい。

そこで協議会では、大鳴門橋を結ぶ定期バスにトラックを並走させ、サイクリストはバスに乗車し、自転車をトラックで運ぶ案を検討。週末と祝日に1日3便を運行させる計画だ。1回の自転車積載台数は20台で、サイクリストの乗降場には淡路島南IC、および鳴門市黒山の各バス停を想定している。

2年後の年間の利用者数の目標見込みは2千人。ただし乗車料金などの詳細は未定で、運行日や1日の本数なども今後変わる可能性がある。また。サイクリスト向けバスの実施と並行して、2市と香川県東かがわ市を結ぶサイクリングコースを整備する計画も進む。

背景には近年のサイクルツーリズムへの人気の高まりがある。淡路島では、自転車で島を1周する「アワイチ」がサイクリストに人気だ。協議会では、バス運行を契機に「本州や淡路島からのサイクリストを四国に呼び込みたい」と期待を膨らませている。(斉藤円華)


<参考サイト>
ASA トライアングル交流圏推進協議会(鳴門市)
http://www.city.naruto.tokushima.jp/shisei/kangaeru/hoshin/asa/

 
鳴門市側から見た大鳴門橋(Wikimedia Commons.)