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信越エリアをバイクと共に遊び倒す!

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信越エリアを自転車で楽しんでもらおうと企画されたメディア向けツアーに、カメラマン茂田が参加。いつものサイクルスポーツのノリとは違って、距離は短いが、地元の魅力がつまった立ち寄り所をトリップしてきた。

text&photo:茂田羽生
 

信越をゆったり遊ぶ2日間

9月末に開催されたこのメディアツアーは、信越エリアの自然をうまく利用して観光に結びつけるために、オススメのプランを紹介するという視点で2日間にわたって開催された。そう考えたときにいくつかのアクティビティが選ばれ、その中のひとつが自転車というわけ。

もうひとつのコンセプトが「手ぶらで来て楽しめる」ということ。東京駅から北陸新幹線を使えば1時間40分で、信越エリアの玄関口飯山駅までアプローチできる。その飯山駅には信越自然郷アクティビティセンターという、各種アウトドアギアがレンタルできる施設が併設されている。
 
1日目は、信越自然郷アクティビティセンターを拠点とし、千曲川周辺を巡るサイクリングツアー。距離は17.9kmと、サイクルスポーツの健脚諸氏にはいささか物足りない距離かもしれない。だがサイクリング初心者にとってはちょうど良い距離ではないだろうか。なにせバイクはもちろん、ヘルメット、グローブまでレンタルできる。バイクはロードバイク、クロスバイク、電動アシスト車、MTB、ファットバイクにタンデム車、キッズトレーラーまでそろう充実ぶりだ。価格は半日500円〜1日3000円まで、車種によって決まっている。
 
いざツアーに出発。まずは“飯山仏壇”として知られる仏壇屋さんが立ち並ぶエリアを通過し、飯山城門へ。地元の歴史を感じつつ、約10km地点にある「道の駅、花の駅千曲川」に到着。ここにある「カフェ里わ」では名物の「スノりん」をいただく。雪の下で育ち糖度が高いスノーキャロットとりんごでできたソフトクリームだ。さっぱりとした甘みで、ライドの途中にぴったり。
 
続いて、少し高台にある「菜の花公園」へ。ここからは千曲川周辺を一望できる広場があり、春先には一面の菜の花畑を楽しむことができる。景色を楽しんだ後はスタート地点へと戻る。駅周辺には郷土のお菓子や地酒を販売するお店があるので、買い物がてら戻ってはどうだろうか。
 

2日目はDH(ダウンヒル)に挑戦!

2日目は、前日のゆったりツアーとは打って変わってDHに挑戦! というアグレッシブな内容。とはいえ、チャレンジするのはビギナーコースなので、普段自転車に乗っている人なら難なく走れる。
もちろんバイクをはじめとした機材一式はレンタルできるし、スタート地点まではクルマで上げてくれる。
 
最初の頃は恐怖心もあったが、走るにつれて慣れてガイドのアドバイスもあり転倒することなく下りきることができた。あいにくの天気であったが、天気が良ければもっと走ってみたかった! 今回参加したMTB初心者レッスンコースは4000円で所要時間は2時間ほど。冬、雪が積もる時期になれば雪上ファットバイクガイドツアーも予定されている。