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共栄火災が運転者の意識調査を実施。自転車の’’ながら’’運転に危険を感じている?

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共栄火災海上保険株式会社(本社:東京都港区新橋 1-18-6、社長:杉中 洋文)は、全国の18歳~60歳以上の1,074名を対象に「自動車・自転車の運転者の意識調査」を実施した。

本調査は、「自動車」運転者と運転免許を持っていない「自転車」運転者双方の考えを聞き、比較することで、自動車と自転車の事故を防止するにはお互いどうすれば良いのかを考察する目的で実施したものとなる。



1. 自転車の交通事故を防ぐために必要なこと 「小中高校での交通教育の徹底」との回答が最多
『自転車の交通事故を防ぐために必要だと思うこと』を聞いたところ、「小中高校での交通教育の徹底」との回答が最も多く、「自動車」運転者で62.0%、運転免許を持っていない「自転車」運転者 で58.2%、全体で60.1%という結果となった。


2.「自動車」運転者の約6割、「自転車」運転者の約4割が、自転車にも免許制導入の必要があるという結果に
「自動車」運転者では57.5%、運転免許を持っていない「自転車」運転者では、37.6%の方が「自転車にも免許制の導入が必要」という結果。いずれも『事故を防ぐための手段として免許制度が一つの対策』と考えていることがわかる。


3. 自転車の免許制度の導入適正年齢は、「小学校高学年(10歳~12歳)」との回答が最多
自転車に免許制度の導入が必要と答えた方に、『導入するなら何歳が適切か』と聞いたところ「小学校高学年(10~12歳)」の39.3%が最多。また、適正な年齢では10歳が22.9%と突出して多い年齢となった。


4.「自動車」運転者が経験した、自転車に対する危険では、「スマートフォン・携帯電話を使用しながら乗る」が61.3%で2番目に
「自動車」運転者に、『経験したことのある自転車に対する危険』を聞いたところ、「自転車の急な飛び出し(68.1%)」に続き、「スマートフォン・携帯電話を使用しながら乗る(61.3%)」、「傘を差しながら乗る(56.4%)」という“ながら”運転が上位となった。


5.「自転車」運転者が経験した、自動車に対する危険では、「自動車の急な飛び出し」が最多
運転免許を持っていない「自転車」運転者に、『経験したことのある自動車に対する危険』を聞いたところ、「自動車の急な飛び出し(60.7%)」が多く、狭い路地や道端の駐車場や店舗などから道路に急に飛び出してぶつかりそうになるケースが日常的に起きていることがわかる。


6.「自動車」運転者が「自転車」運転者に注意してほしいことでも、「スマートフォン・携帯電話を使用しながら乗る」が7割を超える高い結果に
「自動車」運転者が『「自転車」運転者に注意してほしいこと』を聞いたところ、経験したことでも高かった、「スマートフォン・携帯電話を使用しながら乗る(71.7%)」が7割を超える高い結果となった。


7.「自転車」運転者から見た、「自動車」運転者に注意してほしいことでは、「急にドアを開ける」が3位に
運転免許を持っていない「自転車」運転者の『「自動車」運転者に注意してほしいこと』の1位は 「自動車の急な飛び出し(63.6%)」、2位は「信号無視、一時不停止(59.2%)」に続き、「急にドアを開ける(57.8%)」が3位に。「急にドアを開ける」は、実際に経験した自動車に対する危険でも3位に入っており、運転者だけでなく同乗者も車の乗り降りの際には、注意が必要なことがわかる。


調査名称:自動車・自転車の運転者の意識調査 
実施時期:2016年9月9日~14日
調査方法:インターネットを通じてのWEB調査 
調査対象:全国の18歳~60歳以上の男女 
調査人数:1,074名
http://www.kyoeikasai.co.jp/about/news/nr20160929.pdf(PDF)

 


共栄火災では、JA組合員向けに提供している総合保障型商品「JA安心倶楽部」に加え、2016年11月1日より新たに自転車事故を中心とした補償へのニーズに応える「JA自転車倶楽部」の取扱いを開始する。国内・国外を問わず日常生活における賠償責任と交通事故によるケガを補償し、賠償責任の補償は「示談交渉サービス」が付帯する。
http://www.kyoeikasai.co.jp