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トレック:サイクリストの安全を考える『ABCセーフティーキャンペーン』

新製品
トレック・ジャパンから、サイクリストの安全を考える『ABCセーフティーキャンペーン』についてのお知らせが届いた。


トレックとボントレガーは自転車メーカーとして、自転車を愛するサイクリストの皆さまへバイクとアクセサリーを提供するだけでなく、ライドを楽しむうえで大切な安全も提供していきたいと考えています。11月末までを“安全のキャンペーン期間”とし、新たに提唱する『ABCコンセプト』を軸とした、商品の発表やメッセージの発信を行っていきます。

スポーツ自転車への関心が高まるなか、日本国内においても、自転車の交通事故がまだまだ多く発生している現状があります。私たちはアメリカのクレムゾン大学に籍を置く視覚認知のエキスパートであるリチャード・ティレル博士とサイクリストの視認性と安全性に関する研究を行い、交通事故からサイクリストを守るいくつかのシンプルな予防策にたどり着きました。日中からデイライトの使用を推奨する「Always On」、動きのある手足を目立たせる「Biomotion(バイオモーション)」、そして、背景に馴染まない蛍光カラーとリフレクターを取り入れる「Contrast(コントラスト)」です。それが、サイクリスト自らが被視認性(周囲に認識されること)を高める『ABCコンセプト』です。
 

A(Always On):日中からデイライトを使用しよう


統計によると、自転車事故の80%は日中に発生しています。一般的にライトは夜間に使用するものですが、デイライトを使用することで日中でも前後に自分の存在をよりアピールすることができます。また、デイライトの使用は、使用しない場合と比較し、33%も衝突事故のリスクを低減させることができます。ボントレガーでは、日中でも高い被視認性を発揮するデイライトとしてフロントライトに「Ion 800」「Ion 700」「Ion 350」「Ion 100」を、そしてテールライトに「Flare R」「Flare R City」をご用意しています。
 

B(Biomotion):動きのある手足を目立たせよう


「B」のバイオモーションでは、体の(Bio)動き(Motion)に着眼しました。ライド時に動きのある手足を効果的に目立たせているサイクリストは最大83%視認されやすい、というデータが出ています。ボントレガーでは、シューズに「XXX LE」と「Specter」、またこれからの季節に最適なウォーマーやシューズカバーもご用意しています。
 

C(Contrast):蛍光カラーとリフレクターを選ぼう


「C」とは、背景との対比を生む蛍光カラー(日中)とリフレクター(夜間)を最大限取り入れることを推奨する「Contrast(コントラスト)」を意味しています。日中、サイクリストは蛍光カラーを身に着けることで事故に遭う危険性を53%減らすことができ、夜間にはリフレクターを用いたアイテムを使用することで、被視認性を72%も高めることができます。ボントレガーでは、日中のライドに最適なビジビリティー(蛍光)イエローのアパレルやアクセサリー、そして反射素材のついたバーテープ「Velvetack Reflective」や「Velocis Halo Jersey(2017年春頃発売予定)」を展開していきます。

車のドライバーは運転中、多くの情報を視覚から収集していますが、そこに必ずしもサイクリストの存在が入っているわけではありません。その一方で、サイクリストは自分は周囲を走るドライバーに実際よりも認識されていると思いこんでいるケースも多くあります。ドライバーの注意を引くことが、サイクリストが自らの安全を守る予防策になります。

ぜひ皆さまも「A」と「B」と「C」を実践することで、自らが周囲に視認されやすい状況を作り、より安全なライドをお楽しみください!

安全のABCコンセプトページを確認する
http://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/abcs_of_awareness/