ニュース

【東京・恵比寿】工房 親 ART×BIKE 自転車、たおやかに…

イベント
2020年の東京オリンピックに向けて、東京はマラソンや自転車を含めた道路の整備を考えるなど意識を高めてきている。しかし、ヨーロッパなどの自転車の活発な国と比べると、まだまだ意識が低いと思われる。

その視野を拡げ、意識を高めるために「工房 親(kobo chika)」では2015年から自転車とアートの関わりをテーマにした展覧会「ART×BIKE: 夢走する自転車」を企画。アートと自転車の深い繋がりを示す歴史的に重要な作品や自転車と共に展示し、自転車文化について親しみ、考える場としている。

2016年「ART×BIKE」の第二弾では「自転車、たおやかに…」というタイトルで、人と街を繋ぐメディアとしての自転車(人-自転車-街)の豊かなあり方を巡って、参加するアーティストや建築家、デザイナーによる作品・提案を展示し、ART×BIKEというテーマをさらに深化させていく。 

また、デローザのエディ・メルクス記念モデルフレームなど時代を象徴する自転車のプロダクトの展示やサイクリングに重要なウエアといったファッション的な視点からの展示も加え、今日の自転車文化を多角的に照らし出す。


 


工房  親  ART×BIKE  自転車、たおやかに…
開催地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 2-21-3
開催日:2016年10月14日(金)〜 11月6日(日) 
営業時間:12:00〜19:00(日曜・最終日・祝日は18:00まで)
定休日:月曜・火曜
http://www.kobochika.com/homepage/html/next.html


【展示内容】
■現代のアーティスト、建築家、デザイナー等 (8名)による自転車を巡る作品
(絵画、写真、グラフィック、インスタレーション、プロダクト、プロジェクト等)
 
■時代を彩る自転車
・ロードバイク 「デローザ トロフィー・スーパープレスティッジ エディ・メルクス アルカンシェル」1979~1985年(デローザ社 フレーム)

・シティバイク「我が輩は自転車である」(アロートレーディング社 赤瀬川原平とのコラボによる)1997年
「ARROW TRADING YAMAJIN」(アロートレーディング社)
「TOKYOBIKE SS」(tokyobike社 / 画家、田中紗樹がペイント)

・折り畳みバイク 「A-Bike」 (A-Bike社 クライブ・シンクレアーが発明した超小型軽量の折り畳み自転車)
 
■自転車のウエア パールイズミ社製
 
■美術の歴史上、自転車と深く関わった作品(本展シリーズの象徴的展示)
マルセル・デュシャンの「自転車の車輪」(1913年)に習いて制作された車輪の作品(自転車とアートの幸福な出会いを象徴する作品)

■キュレーター:深川雅文
 

【 関連イベント 】
会期中 自転車とアート、自転車の未来、生活文化としての自転車などのトークを行います。
・オープニング 2016年10月15日(土) 18:00-20:00
・オープニングトーク 2016年10月15日(土) 15:30-17:30 参加作家とキュレーターによるトーク
・クロージングトーク 2016年11月6日(日) 15:30-16:30  クボタタケオ+深川雅文