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100回記念大会の2017ジロ・デ・イタリアはサルデーニャ島で開幕!

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サルデーニャ島出身のファビオ・アルー(左)とジロ主催者RCSメディアグループのウルバーノ・カイロ会長
サルデーニャ島出身のファビオ・アルー(左)とジロ主催者RCSメディアグループのウルバーノ・カイロ会長
来年100回記念大会となるジロ・デ・イタリアは、ファビオ・アルー(アスタナ)の故郷サルデーニャ島で開幕することが9月14日に発表された。サルデーニャ島がジロのグランデパール(開幕地)になるのは、1991年、2007年につづいて3度目だ。

3週間で競われ、グランツールの1つに数えられるジロ・デ・イタリアは1909年に創始し、2度の世界大戦で開催されなかった時期があるため、2017年が100回大会になる。

ジロが初めてサルデーニャ島を訪れたのは1961年の第4ステージで、カーリアリがスタートとゴールになり、イタリアのオレステ・マンニが区間優勝した。

来年のジロは5月5日(金)に開幕し、28日(日)に北部のミラノで閉幕する。10月のコース発表会に先駆けて、この日はサルデーニャ島が行われる最初の3ステージのみ発表され、アルーも出席した。
 
MAP: RCS Sport
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5月5日(金)第1ステージ[アルゲーロ〜オルビア/203km]

初日はタイムトライアルではなく、サルデーニャ島北部のアルゲーロからオルビアまでの203kmで通常のステージが行われる。海岸沿いを走るコースは丘が多く、山岳賞ポイント(GPM)が3カ所ある。最後の山岳賞ポイントがかけられたサン・パンタレオンはゴール手前20km地点にあり、アタッカーが抜け出すポイントになりそうだ。
 
MAP : RCS Sport
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5月6日(土)第2ステージ[オルビア〜トルトーリ/208km]

 
サルデーニャ島東側が舞台となる第2ステージはオルビアからトルトーリまでの208kmで行われ、2カ所の山岳賞ポイントがある中級山岳区間だ。最後の50kmは下り坂で、2つ目の坂で抜け出した選手が逃げ切るような展開が予想される。
 
MAP : RCS Sport
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5月7日(日)第3ステージ[トルトーリ〜カーリアリ/148km]

 
トルトーリからサルデーニャ島南部のカーリアリまでの148kmで競われる最後の第3ステージはほぼフラットで、集団ゴールスプリントが予想されている。
 
MAP : RCS Sport
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■発表会に出席したファビオ・アルー(アスタナ)のコメント「ジロのグランデパールが僕の地元になるという噂を耳にして以来、ずっとそれが現実になることを願っていた。今日それを聞いて、素晴らしい気分で、とても誇らしいよ。来年のレースプログラムは、11月末に監督たちと一緒に作るが、これだけは確実に言える。サルデーニャ島で始まるジロは、何があっても逃したくないよ!」
(http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2016/it/)