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ブエルタ第2ステージ、新城幸也はゴールスプリントに加わり15位でフィニッシュ!

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ブエルタ第2ステージのゴールスプリント。写真左が新城幸也。中央では落車が起こっている  Photo Miwa IIJIMA
ブエルタ第2ステージのゴールスプリント。写真左が新城幸也。中央では落車が起こっている Photo Miwa IIJIMA


ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージは序盤、アタック合戦が続き、3人の逃げが決まる。タイム差は最大でも5分程度と、各チームは後半の風の強い区間などを警戒しながらのレースとなる。残り20kmを切って逃げは吸収され、ゴールスプリントに向けて動きが激しくなる中、残り10kmを切ってから落車が続いた。

落車を回避した新城幸也(ランプレ・メリダ)は、急遽「スプリント勝負をするように」というチームからのオーダーに応え、残り5kmから集団前方まで上がって、ゴールスプリント勝負に一人で加わった。フィニッシュライン直前でも落車が起き、それを恐れた選手が新城に激しくぶつかったが、落車することなくステージ15位でレースを終えた。


 
穏やかな一日、満面の笑みで補給所を通過していく新城  Photo Miwa IIJIMA
穏やかな一日、満面の笑みで補給所を通過していく新城 Photo Miwa IIJIMA


「今日は別府さんや旧チームメイトともたくさん話しができたくらい、集団の中は穏やかな一日でした。ゴールスプリントはフェデリコ・ズルロが任されていたので、彼を前に位置取りし、自分が集団の後方に下がったら、残り3km過ぎの落車でズルロが足止め。 急遽、自分がスプリント任されて参戦しました(笑) 50番手ぐらいにいたので、そこから前方に出ても届かなかった。 最後は隣の選手に寄せられてヒヤッとしましたが、何とか耐えてそこから踏み直しました。今回のブエルタはピュアスプリンターがあまりいないので、今日の感じだと自分もスプリントを狙いに行けばチャンスがあるかもしれない。」
と、新城は語った。

8月22日の第3ステージは、後半に3級、2級、3級とアップダウンが繰り返される176.4kmのコースで行われる。【text&photo:Miwa IIJIMA】
大会公式HP http://www.lavuelta.com/la-vuelta/2016/us/