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【キャニオンアスリート】ヤン・フロデノがトライアスロン・ロングディスタンス世界新記録を樹立

レース
7月17日にドイツ、バイエルン州にて開催されたロングディスタンス・トライアスロンのレース『チャレンジ・ロート』において、ヤン・フロデノがロングディスタンス・トライアスロンの世界新記録 となる、7時間35分39秒の世界新記録を樹立。2011年のアンドレアス・ラエラートによるそれまでの世界最高記録 7時間41分33秒を6分近くも縮める快挙となった。

 
Speedmax CF SLX でバイクパートを走るフロデノ
Speedmax CF SLX でバイクパートを走るフロデノ


2008年の北京オリンピック金メダル、2015 年アイアンマン世界選手権優勝という、ショート、ロング双方での実績を持つフロデノが樹立した今回の世界新記録。レース後には「この上ない幸福感に浸っています。新記録の達成という幸運に感謝していますが、しかしレース中は自分の持てる力の全てを出し切ること、どんなリスクをも恐れずに挑んだ結果です。この新記録は今後 2、3年は破られないと思います。」とコメント。

スイム 45分 22秒、バイク 4時間 8分 7秒、ラン 2時間 39分 18秒で 2位の選手に 20分以上もの差をつけてのゴールとなり、「ランの最後は苦痛で仕方がなかった。でもゴールで成し遂げた記録と最高の気分だったから、痛みを乗り越えた甲斐は十分にあったよ。」 と語った。

今回の新記録樹立を目指したプロジェクトは 7時間40分切りを目指す #Project740 と名付けられ、 トレーニング、インタビュー、バイクのセッティング、レースのスタートから新記録樹立の瞬間までが動画にまとめられ YouTube にアップされている。

 


フロデノの記録樹立を後押しすべく、Canyon のエンジニアチームが技術の粋を集めて開発した Speedmax CF SLX。今回のプロジェクト#Project740 ではさらにタイムを削るべく、バイクパートで使用するハイドレーションシステム、ヘルメット、スピードスーツを着用し、Canyon のエンジニアチームと共に、風洞実験施設で解析を行いポジションを『チャレンジ・ロート』仕様にセッティング。世界新記録樹立に大きく貢献している。

本年の『チャレンジ・ロート』では Canyon アスリートであるニルス・フロムホルト、ニック・カステレインもトップ5という好成績でフィニッシュ。昨年優勝のフロムホルトは 8 時間切りの 7 時間 57 分 49 秒、フロデノのトレーニングパートナーを務めるカステレインはロングディスタンス・トライアスロンに初参戦ながら 8 時間 5 分 3 秒でフィニッシュしている。

問 キャニオンジャパン https://www.canyon.com


 
『チャレンジ・ロート』仕様のセッティングを施したSpeedmax CF SLX
『チャレンジ・ロート』仕様のセッティングを施したSpeedmax CF SLX
1秒でもタイムを削るべくダウンヒルでエアロポジションをとるフロデノ
1秒でもタイムを削るべくダウンヒルでエアロポジションをとるフロデノ