ツアー・オブ・ジャパン 2016でチーム右京のプジョルが総合初優勝！

第19回ツアー・オブ・ジャパン（アジアツアー2.1）は、６月５日に東京で112.7kmの最終ステージを競い、チーム右京に所属するスペインのオスカル・プジョルが総合初優勝した。

区間優勝は10人の逃げグループから生き残った６人がゴールスプリントを競い、オーストラリアのサム・クローム（アヴァンティ・アイソウェイスポート）が勝ち取った。

メイン集団のゴールスプリントでは、イタリアのピエールパオロ・デネグリ（ＮＩＰＰＯ・ヴィーニファンティーニ）が区間８位になって８ポイントを獲得。最終日に逆転してポイント賞の総合首位になり、ブルージャージを受賞した。

■日本のチームにＴＯＪ初優勝をもたらしたプジョルのコメント「このチームで日本のレースを勝つことが大事だった。今までボクはアシストすることが多かったが、今回はいい意味でエゴイストになった。チームメイトが自分を信じてくれてジャージを守り切ることができた。本当にうれしい」
　

■第８ステージ結果［６月５日／東京ステージ／112.7km］
１ サム・クローム（アヴァンティ・アイソウェイスポート／オーストラリア）2時間17分29秒
２ アルビン・モアゼミ（ピシュガマン／イラン）
３ 内間康平（ブリヂストン・アンカー／日本）
４ 入部正太朗（シマノレーシングチーム／日本）
５ エイドリアン・ヘギバリー（ユナイテッドヘルスケア／米国）
６ 鈴木譲（宇都宮ブリッツェン／日本）+7秒
７ ダビデ・チモライ（ランプレ・メリダ／イタリア）+19秒
８ ピエールパオロ・デネグリ（ＮＩＰＰＯ・ヴィーニファンティーニ／イタリア）+19秒
９ 岡本隼（日本ナショナルチーム／日本）+19秒
10 ダニエーレ・コッリ（ＮＩＰＰＯ・ヴィーニファンティーニ／イタリア）+19秒

［第19回ツアー・オブ・ジャパン（アジアツアー2.1）個人総合最終成績］
１ オスカル・プジョル（チーム右京／スペイン）19時間22分37秒
２ マルコス・ガルシア（キナン／スペイン）+1分05秒
３ ミルサマド・ポルセイェデゴラコール（タブリーズシャハルダリ／イラン）+1分08秒
４ ダニエル・ホワイトハウス（トレンガヌ／英国）+1分23秒
５ ラヒーム・エマミ（ピシュガマン／イラン）+1分24秒
６ ガーデル・ミズバニ（タブリーズシャハルダリ／イラン）+1分43秒
７ キャメロン・バイリー（アタック・チームグスト／オーストラリア）+2分00秒
８ アミール・コラドゥーズハグ（ピシュガマン／イラン）+2分27秒
９ トマ・ルバ（ブリヂストン・アンカー／フランス）+2分52秒
10 増田成幸（宇都宮ブリッツェン／日本）+2分58秒
［各賞］
■ポイント賞（ブルージャージー）：ピエールパオロ・デネグリ（ＮＩＰＰＯ・ヴィーニファンティーニ／イタリア）
■山岳賞（レッドジャージー）：ミルサマド・ポルセイェデゴラコール（タブリーズシャハルダリ／イラン）
■新人賞：（ホワイトジャージー）ダニエル・ホワイトハウス（トレンガヌ／英国）
■チーム成績：タブリーズシャハルダリチーム（イラン）
(http://www.toj.co.jp/2016/)