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新城幸也復帰戦のツアー・オブ・ジャパン 残るは伊豆と東京

レース
 5月29日に開幕した、新城の復帰戦ツアー・オブ・ジャパンは今日まで大阪、京都、美濃、いなべ、南信州、富士山と6つのステージを終了。残すは明日の伊豆修善寺、そして、最終日の東京と2ステージのみとなった。

これまで、京都ステージでは新城のチームメイト、ダビデ・チモライが区間優勝、そして昨日の南信州では新城自身が5位に入るなど、チームとしても当初の目標を達成する好成績を収めている。

 
富士山を駆け上がる新城
富士山を駆け上がる新城

本日行われた富士山ステージは、富士山5合目までの11kmを一気に駆け上がる、クイーンステージと言われる山岳コース。新城は好調ぶりを確かめるかのよう順調に絞られた先頭先頭集団で走行していたが、変速機のメカトラブルにより一度ストップ。不運なことに、チームカーもコースの急こう配に耐えられずエンジンが故障するというトラブルに見舞われますが、24位でフィニッシュ。

新城は「調子は日に日に良くなっている。南信州ステージでは、優勝できると思っていたが、スプリントで他選手と体が接触し、位置を下げてしまったことが残念だった。でも、今日も調子が良かったし、明日の伊豆ステージが楽しみ。復帰戦としては上出来です!」と、語った。
 
第2ステージの京都で集団を牽引し、チームメイトであるチモライの優勝に貢献した新城  Photo Hitoshi OMAE
第2ステージの京都で集団を牽引し、チームメイトであるチモライの優勝に貢献した新城  Photo Hitoshi OMAE

明後日、東京でゴールを迎えるツアー・オブ・ジャパンの後は、スイス入りし、ワンデーレースをひとつ走り、チームのエースである元世界チャンピオンのルイ・コスタも参戦するツール・ド・スイスに出場。ランプレのツール・ド・フランスメンバー発表は、そのツール・ド・スイスの後に予定されている。【text:Miwa IIJIMA】