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ツアー・オブ・ジャパン富士山ステージでチーム右京のプジョルが初優勝!

レース
 
第19回ツアー・オブ・ジャパン(アジアツアー2.1)は、6月3日にふじあざみライン(静岡県駿東郡小山町)で11.4kmのヒルクライムを闘う今大会最難関の富士山ステージを競い、スペインのオスカル・プジョル(チーム右京)が初優勝した。

プジョルのタイムは昨年ラヒーム・エマミ(ピシュガマン)が出した38分27秒のコースレコードに次ぐ、歴代2位の38分48秒だった。プジョルは総合成績でも首位に立ち、グリーンジャージを獲得した。


32歳のプジョルは、サーベロテストチームやオメガファルマ・ロットで走っていたことのある選手で、昨年からチーム右京に所属している。

日本人選手で最も上位の区間17位でゴールした西薗良太(ブリヂストン・アンカー)は、41分45秒で日本人選手のコースレコードを26秒更新した。

明日は静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンター(CSC)で、上りと下りしかない1周12.2kmのサーキットを10周し、122kmで競う伊豆ステージが行われる。

■富士山を制したプジョルのコメント「イラン勢の動きを見ていて、ゆるんだと思ったラスト4kmでペースを上げ、抜け出した。今まではチームのために走ることが多かったが、今日は自分が勝てる選手であると証明したくて、自分のレースをした。勝ててとてもうれしいが、明日はハードで難しいステージになると思う」
 
 
 
 
■第6ステージ結果[6月3日/富士山ステージ/11.4km]

1 オスカル・プジョル(チーム右京/スペイン)38分48秒
2 マルコス・ガルシア(キナン/スペイン)+56秒
3 ミルサマド・ポルセイェデゴラコール(タブリーズシャハルダリ/イラン)+1分10秒
4 ダニエル・ホワイトハウス(トレンガヌ/英国)+1分14秒
5 ラヒーム・エマミ(ピシュガマン/イラン)+1分18秒
6 ガーデル・ミズバニ(タブリーズシャハルダリ/イラン)+1分32秒
7 アントニオ・ニーバリ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/イタリア)+2分14秒
8 キャメロン・バイリー(アタック・チームグスト/オーストラリア)+2分15秒
9 ベンジャミン・プラデス(チーム右京/スペイン)+2分19秒
10 アミール・コラドゥーズハグ(ピシュガマン/イラン)+2分19秒
17 西薗良太(ブリヂストン・アンカー/日本)+2分57秒
18 増田成幸(宇都宮ブリッツェン/日本)+3分00秒
■第6ステージまでの総合成績 
1 オスカル・プジョル(チーム右京/スペイン)13時間37分41秒
2 マルコス・ガルシア(キナン/スペイン)+1分05秒
3 ミルサマド・ポルセイェデゴラコール(タブリーズシャハルダリ/イラン)+1分14秒
4 ダニエル・ホワイトハウス(トレンガヌ/英国)+1分23秒
5 ラヒーム・エマミ(ピシュガマン/イラン)+1分24秒
6 ガーデル・ミズバニ(タブリーズシャハルダリ/イラン)+1分43秒
7 キャメロン・バイリー(アタック・チームグスト/オーストラリア)+2分16秒
8 アントニオ・ニーバリ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/イタリア)+2分23秒
9 アミール・コラドゥーズハグ(ピシュガマン/イラン)+2分27秒
10 ベンジャミン・プラデス(チーム右京/スペイン)+2分28秒
12 トマ・ルバ(ブリヂストン・アンカー/フランス)+2分55秒
13 増田成幸(宇都宮ブリッツェン/日本)+2分58秒
14 西薗良太(ブリヂストン・アンカー/日本)+3分00秒
[各賞]
■ポイント賞:アンソニー・ジャコッポ(アヴァンティ・アイソウェイスポート/オーストラリア)
■山岳賞:ラヒーム・エマミ(ピシュガマン/イラン)
■新人賞:ダニエル・ホワイトハウス(トレンガヌ/英国)
■チーム成績:タブリーズシャハルダリチーム(イラン)
(http://www.toj.co.jp/2016/)