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ジロ第10ステージで総合優勝候補のランダが途中リタイア!

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開幕前に優勝候補の一角として注目の的だったランダ。こんな形でレースを去ることになるとは…
開幕前に優勝候補の一角として注目の的だったランダ。こんな形でレースを去ることになるとは…
5月17日に開催されたジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)第10ステージで、総合優勝候補の1人に上げられていたスペインのミケル・ランダ(チームスカイ)がリタイアした。

この日、ランダはスタートしてすぐに始まったカテゴリー3の峠越えでメイン集団から脱落。チームメートたちが彼を集団に復帰させようと働いたが、タイム差は開く一方で、彼は66km地点でレースをリタイアした。

ランダは昨年のジロでファビオ・アルー(アスタナ)の山岳アシストとして走りながら区間2勝して総合3位になった。そして今年はチームスカイへ移籍し、エースとして総合優勝を狙っていた。

日曜日の個人タイムトライアル(第9ステージ)終了時点で、ランダは総合首位のブランビッラに1分18秒遅れの8位に付けていた。

チームスカイの発表によると、ランダは昨夜から具合が悪く、今日は腹痛を訴えて早朝に起きて来たという。チームドクターによれば、彼はウイルス性胃腸炎を患っていたようだ。

ランダはチームマネージャーのデービッド・ブライルスフォードと話し合い、この日のステージをスタートすることにしたが、病状は彼らが考えていた以上に悪かったようだ。本格的な山岳ステージが始まる前に、山岳での活躍が期待されていたランダが消えてしまったのは非常に残念だ。

(http://www.teamsky.com/)