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オランダ最終日のジロ第3ステージでキッテルが連勝してマリア・ローザを獲得!

レース
 
第99回ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)は、5月8日にナイメーヘンからアーネムまでの190kmで、オランダ最終日となる第2ステージを競い、ポイント賞のマリア・ロッサを着たドイツのマルセル・キッテル(エティックス・クイックステップ)が、集団ゴールスプリントで連勝した。

キッテルはボーナスタイムを10秒獲得し、前日に1秒差まで迫っていた地元オランダのトム・ドゥムラン(ジャイアント・アルペシン)を抜いて総合首位に立ち、マリア・ローザも獲得した。

■マリア・ローザを着たキッテルのコメント「このジロでのボクの計画は、レースをゴールごとに取ることで、最初の目標は(初日の)個人タイムトライアルをよく走ることだった。そして2つ目の目標は、2つのスプリントステージで勝つことだった。今ボクは、マイヨ・ジョーヌでイタリアへと飛ぶことができて、すごく光栄だ。チームの素晴らしいサポートと、自分の素晴らしいコンディションのおかげでそれをやり遂げられたよ」

 
 
 
ジロに初出場している山本元喜(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)は、アーネムのローカルラップに入るまではメイン集団で走っていたが、最終的には7分39秒遅れのグループでゴールした。
 
オランダステージを走り終えた山本元喜                                    
オランダステージを走り終えた山本元喜                                    

オランダでの3ステージを終えたジロは9日が休養日となり、長靴のつま先に近いイタリア南部へと移動する。そして10日にはカタンザーロからプライラ・ア・マーレまでの200kmで、カテゴリー3の山岳ポイントが2ヶ所設定された第4ステージが行われる。
 
 
■第3ステージ結果[5月8日/ナイメーヘン~アーネム/190km]

1 マルセル・キッテル(エティックス・クイックステップ/ドイツ)4時間23分45秒
2 エリア・ビビアーニ(チームスカイ/イタリア)
3 ジャコモ・ニッゾロ(トレック・セガフレード/イタリア)
4 アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル/ドイツ)
5 アレクサンドル・ポルセフ(カチューシャ/ロシア)
6 クリスティアン・ズバラリ(ディメンションデータ/イタリア)
7 モレノ・ホフラント(チームロトNL・ユンボ/オランダ)
8 アルノー・デマール(FDJ/フランス)
9 リック・ツァーベル(BMC/ドイツ)
10 マテイ・モホリッチ(ランプレ・メリダ/スロベニア)
185 山本元喜(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/日本)+7分39秒
■第3ステージまでの総合成績
1 マルセル・キッテル(エティックス・クイックステップ/ドイツ)9時間13分10秒
2 トム・ドゥムラン(ジャイアント・アルペシン/オランダ)+9秒
3 アンドレイ・アマドール(モビスター/コスタリカ)+15秒
4 トビアス・ルドビクソン(ジャイアント・アルペシン/スウェーデン)+17秒
5 モレノ・モゼール(キャノンデール/イタリア)+12秒
6 ボブ・ユンゲルス(エティックス・クイックステップ/ルクセンブルク)+22秒
7 マティアス・ブランドレ(IAM/オーストリア)+23秒
8 ローガー・クルーゲ(IAM/ドイツ)+25秒
9 チャド・ヘイガ(ジャイアント・アルペシン/米国)+25秒
10 ゲオルグ・プライドラー(ジャイアント・アルペシン/オーストリア)+26秒
11 ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)+28秒
16 アレハンドロ・バルベルデ(モビスター/スペイン)+33秒
43 ミケル・ランダ(チームスカイ)+49秒
189 山本元喜(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/日本)+9分18秒
[各賞]
■ポイント賞(マリア・ロッサ):マルセル・キッテル(エティックス・クイックステップ/ドイツ)
■山岳賞(マリア・アッズーラ):マールテン・チャリンギー(チームロトNL・ユンボ/オランダ)
■新人賞(マリア・ビアンカ):トビアス・ルドビクソン(ジャイアント・アルペシン/スウェーデン)
(http://www.giroditalia.it/it/)
 


Stage 3 - Highlights 投稿者 giroditalia