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英国のS・イエーツがチームドクターの管理ミスで喘息薬の陽性になった

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パリ〜ニース第6ステージのサイモン・イエーツ            
パリ〜ニース第6ステージのサイモン・イエーツ            
オーストラリアのオリカ・グリーンエッジ(UCIワールドチーム)は、チームに所属している英国のサイモン・イエーツが、3月12日のパリ〜ニース(UCIワールドツアー)第6ステージで行われたアンチ・ドーピング検査で、喘息薬の一種であるテルブタリンの陽性になったことを発表した。

チームの説明によれば、この薬品はイエーツの喘息を治療するために吸入器で適切に与えられ、ドーピング検査時にはチームドクターによって申告もされていた。しかし、チームドクターはこの治療に必要なTUE(治療使用特例)を申請しそこなう管理上のミスを犯してしまったのだと言う。

サイモン・イエーツ自身に非はなく、チームは全面的にこの過ちの責任を取り、今回のプロセスの期間中、彼をサポートすると強調している。

今年のパリ〜ニースでサイモン・イエーツは、検査が行われた頂上ゴールの第6ステージで区間5位に入り、総合優勝したゲラント・トーマス(チームスカイ)に44秒遅れの総合7位になっていた。
(http://www.greenedgecycling.com)