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ツアー・オブ・ターキー 第4ステージでNIPPO・ヴィーニファンティーニのコッリが2位入賞

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集団ゴールスプリントとなったツアー・オブ・ターキー第4ステージ。ダニエーレ・コッリが僅差で2位
集団ゴールスプリントとなったツアー・オブ・ターキー第4ステージ。ダニエーレ・コッリが僅差で2位


4月24日にトルコにて開幕した8日間のステージレース、ツアー・オブ・ターキー(UCIヨーロッパツアー2.HC)。セイディシェヒルからアランヤまでの187kmで開催された第4ステージで、NIPPO・ヴィーニファンティーニのエーススプリンター、ダニエーレ・コッリ(イタリア)が僅差の2位でゴールした。

第4ステージは序盤に1級、2級山岳が組み込まれ、その後は地中海をめざして長い下り区間が続き、終盤約50kmは平坦というコースレイアウト。序盤の山岳エリアで集団はいくつもに分かれたが、最終的には6名の逃げが形成された。

しかし、ゴールスプリントを狙うチームによって吸収され、集団ゴールスプリントの展開に。最終局面では、チームが一丸となり、ダニエーレ・コッリを前方に上げ、コッリはサッシャ・モドロ(イタリア、ランプレ・メリダ)に続いて、僅差の2位でゴールした。

 


ツアー・オブ・ターキーに日本人選手は3名出走。第1ステージで小石祐馬が落車に巻き込まれてリタイア、現在は全日本チャンピオンの窪木一茂と石橋学がレースを続けている。厳しい雨や強風に見舞われた第3ステージでは、窪木一茂が果敢にアタックを試み、また石橋学も日を追うごとに調子を上げてきた。

厳しい天候や山岳でのレースを経験するなかで、窪木は「いろいろなことを勉強できている。今日もあと少しのところで後方集団に取り残されてしまった。悔しいけど、そこから学ぶことは多い」と話した。

 


ダニエーレ・コッリのコメント
「この結果に満足しているが、勝てなかった悔しさがあることは事実。朝の時点で調子が良かったので、今日はスプリントで勝利を狙うと決めていた。終盤はチームメートたちが懸命にアシストしてくれ、良い位置でスプリントを仕掛けることができた。マルマリスにゴールする第7ステージでは、昨年、同じ場所で表彰台に乗っているので、また勝利を狙っていきたい」

 


●NIPPO・ヴィーニファンティーニ出場メンバー
窪木一茂、石橋学、ダニエーレ・コッリ、エドワルド・グロス、リカルド・スタッキオッティ、アントニオ・ヴィオラ、小石祐馬(リタイア)、ニコラス・マリーニ(リタイア)
監督:マリオ・マンゾーニ、福島晋一

●第4ステージ リザルト
1. サッシャ・モドロ(イタリア、ランプレ・メリダ)3h48'33", ave. 41.72 kph
2. ダニエーレ・コッリ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 同タイム
3. マルコ・ザネッティ(イタリア、パークホテル・ヴァルケンブルグ)同タイム

●大会公式ページ http://www.tourofturkey.org.tr/EN