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リオ五輪・日本代表候補選手は新城幸也、内間康平

レース


日本自転車競技連盟(JCF)が3月17日、第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ) 自転車競技(ロード男子)の日本代表候補選手を発表した。国際自転車競技連合(UCI)の2015年 アジアツアー・ランキングで日本(ロード男子)は3位となり、リオ五輪出場枠を2枠獲得している。

これを受けてJCFは、新城幸也(ランプレ・メリダ)と内間康平(ブリヂストン・アンカー)を代表とすることを発表した。

選考基準について浅田顕JCFロードヘッドコーチは「五輪でメダルを獲るには、少なくともワールドツアーやグランツールで表彰台を」という根拠のもとに「(1)世界選ロード3位以内」など※(1)から(4)の順に用意されていた。しかしこの選考基準は非常に厳しく、今回選考された2選手はいずれも(1)から(3)の項目には該当せず、(4)の「2015年12月末時点での各大陸ツアー個人ランキング上位」のポイント総計での選考となった。

選ばれた新城は先月のレースで骨折し、松葉杖で会見に臨んだが「リオには間に合います。メダルを撮れるよう準備します!」と力強く答え、内間は「日本のメダル獲得に向けてしっかりアシストとして走ります」とコメントした。

代表候補選手:新城幸也(ランプレ・メリダ / 1984年9月22日生)
代表候補選手:内間康平(ブリヂストンアンカー / 1988年11月8日生)
ロードヘッドコーチ:浅田 顕

リオ五輪・男子ロードレースは2016年8月6日に開催される。

※選考基準
<男子ロード>
参加枠が決定次第、2015年1月1日より 2015年末までの期間の成績により、以下の1から 4 の順で選考する。
(1)世界選手権ロード、ワールドツアーのワンデー又はステージ総合 3 位以内の選手
(2)ワールドツアーランキング順位の上位者(該当するレースに参加したプロコンチネンタル所属選手にも順位に応じたポイント換算をする)
(3)ヨーロッパツアー1.1・2.1 以上のレース総合 3 位以内の選手
(4)2015 年 12 月末時点での各大陸ツアー個人ランキング上位者(該当するレースに参加したプロチーム所属者にも順位に応じたポイント換算をする。)

問・日本自転車競技連盟 http://jcf.or.jp

 
(左から)日本自転車競技連盟副会長・佐久間重光氏、新城幸也、内間康平、ロードヘッドコーチ・浅田顕氏
(左から)日本自転車競技連盟副会長・佐久間重光氏、新城幸也、内間康平、ロードヘッドコーチ・浅田顕氏