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トラック世界選・オムニアムに窪木一茂、ポイントレースに橋本英也が出場

レース
3月2日より6日までイギリス・ロンドンで開催されるUCIトラック世界選手権で、窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)が複合種目のオムニアム、橋本英也(鹿屋体育大学・NIPPO)がポイントレースに出場する。

会場となるロンドンのリーバレーヴェロドロームは、2012年のロンドンオリンピックで使用された競技場で、今も様々なイベントが開催されている。2015年6月には、ブラッドリー・ウィギンス(イギリス)がここでアワーレコードを更新した。今大会期間中は、5万人の観客が観戦する予定。

 

窪木一茂 x オムニアム

会場となるリーバレーヴェロドロームでトレーニングを重ねる窪木一茂(3月1日撮影)
会場となるリーバレーヴェロドロームでトレーニングを重ねる窪木一茂(3月1日撮影)


オリンピック出場枠をかけた最後の一戦
(開催日 3月4日、5日/日本時間 4日 18:46〜第1種目、6日 5:10〜最終種目)

オリンピック種目のオムニアムでは、リオデジャネイロオリンピック出場枠を決める最後の大会となり、日本はこれまでの成績から出場枠をほぼ確実なものとしているが、今大会の結果により最終的に出場枠が決まる。

また今大会では、ロードレースでも世界トップクラスの実力を誇る開催国イギリスのマーク・カヴェンディッシュ(ディメンションデータ)や、エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、チームスカイ)などリオデジャネイロ・オリンピックでの金メダル獲得をめざす強豪選手がエントリーしており、非常にレベルの高い戦いになると考えられる。

 
集中して現地での調整を行う窪木一茂(3月1日撮影)
集中して現地での調整を行う窪木一茂(3月1日撮影)


窪木一茂のコメント
「今回の世界選手権は、リオデジャネイロオリンピックに繋がる最後のチャンスです。まずは2日間を無事に走りきり、日本チームの男子オムニアムのオリンピック出場を決定づけたい。

個人的には、現地入りしてから調子が上がってきています。残り数日でしっかり調整して万全な体調でオムニアムに挑戦し、好機を自分の手で掴みたい。どうぞ応援よろしくお願いします」
窪木一茂ブログ  http://ameblo.jp/every-day-steadily123/

 

橋本英也 x ポイントレース

リーバレーヴェロドロームでの公式練習で汗を流す橋本英也(3月1日撮影)
リーバレーヴェロドロームでの公式練習で汗を流す橋本英也(3月1日撮影)


自信をまとって世界チャンピオンを狙う
(3月4日 19:00〜/日本時間 5日 4:00〜)

男子ポイントレースは40kmで開催される。橋本はゲーム性の高いポイントレースを得意としており、2014年のUCIトラックワールドカップ第1戦メキシコ大会では、オムニアム内のポイントレースで優勝した経歴もある。橋本はアルカンシェルジャージ(優勝者に与えられる虹色のチャンピオンジャージ)をめざして、世界の最前線で戦う。

 
橋本英也のコメント
「今回は2年ぶりに世界選手権の舞台に戻ってきました。出場種目はポイントレースなので、レース種目を得意としている僕にとってアルカンシェルを狙えるチャンスが十二分あると思います。レースは中盤以降の限られたメンバーでの争いとなると思います。みんなのために走ります。応援よろしくお願いいたします」

橋本英也ブログ  http://ameblo.jp/eiya-hashimoto/


●大会公式サイト http://www.trackcyclingworlds2016.london
●国内放映・SPEEDチャンネル(有料放送)http://www.speedchannel.co.jp/index.php
●トラック競技の種目解説(JCF)http://jcf.or.jp/?page_id=5573