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ツアー・オブ・カタール第1ステージでランプレ・メリダのモドロが2位。新城は集団ゴールで105位

レース
チームプレゼンテーションに登場したランプレ・メリダ   Photo/Cor Vos
チームプレゼンテーションに登場したランプレ・メリダ Photo/Cor Vos


2月8日、中東カタールで開幕したツアー・オブ・カタールで、チームプレゼンテーションと第1ステージが行われた。レースはカタール半島を西から東に横断する形でコースをとる平坦176km。カタールならではの吹き付ける横風の中、21名の先頭集団が形成されるまで1時間以上アタック合戦が繰り広げられた。

 
アタック合戦がつ続く集団。写真右上に新城の姿も確認できる。Photo/Cor Vos
アタック合戦がつ続く集団。写真右上に新城の姿も確認できる。Photo/Cor Vos


21名の選手の中にはランプレ・メリダのエーススプリンター、サーシャ・モドロ(イタリア)が含まれていたが、新城幸也は横風と度重なる落車に足止めを余儀なくされ、メイン集団に取り残される。逃げ続けた先頭グループのゴールスプリントでエースのサーシャが2位に入り、新城は落車を回避し11分53秒遅れの105位でゴールした。

新城と同じく新加入で初レースだったマティ・モホビッチ(スロバキア)が落車に巻き込まれ、肘を骨折するなどの怪我を追うなど、波乱の幕開けとなった。

レース後、新城は「あんなに怖いレースだとは思わなかった…。道には大きな岩があったり、路面も危ないところもあるし、横風を回避するために選手たちの動きも無理をするから、とにかく落車が多かった。自分も後ろから突っ込まれて、タイヤが足に当たって擦過傷ができていた。いい走りをするためには、とにかく無事に走りきらなくちゃ何もできないからね。」と、感想を語った。

2月9日の第2ステージは、ドーハ郊外をスタートする135kmのレースが行われる。【text:Miwa IIJIMA】

ツアー・オブ・カタール公式ホームページ http://www.letour.fr/tour-of-qatar/2016/us/