ニュース

キャノンデール・ガーミン☆ジャパンカップ・アフターパーティ・レポート

レース

宇都宮に“グリーン・アーガイル・サポーター”が大集結!


ジャパンカップの熱戦の興奮がまだ冷めないレース当日の夜、宇都宮市内のホテルで米国のチームキャノンデール・ガーミンのアフターパーティが開かれ、“グリーン・アーガイル・サポーター”が選手たちと楽しい時間を過ごした。

チームキャノンデール・ガーミンは、昨年まで別々に活動していたイタリアのチームキャノンデールと、米国のガーミン・シャープが合併して誕生したUCIワールドチームで、昨年のジャパンカップでは同じホテルで別々にアフターパーティを開いていた。

今年のアフターパーティには、2つのチームのファンが集結し、昨年までは50人だった参加者も倍の100人に増えた。“グリーン・アーガイル・サポーター”たちは、フレンドリーな選手やチームスタッフたちと写真を撮ったりサインをもらったりして、大いに盛り上がっていた。

レースの方は、ディフェンディング・チャンピオンのネイザン・ハースが不調で途中リタイアしてしまったが、21歳のマテイ・モホリッチ(スロベニア)が最終周回の精鋭グループに残り、6位という好成績を上げてU23最優秀選手賞を獲得し、表彰台に上がることができた。

挨拶に登壇したイタリア人のファブリツィオ・グイーディ監督は、来年は勝ちに戻ってくると宣言していたので、楽しみにして待っていよう。
 
チームキャノンデール・ガーミンのアフターパーティーは、レース当日の夜に開催された
チームキャノンデール・ガーミンのアフターパーティーは、レース当日の夜に開催された
今年は100人の“グリーン・アーガイル・サポーター”がアフターパーティーに駆けつけた
今年は100人の“グリーン・アーガイル・サポーター”がアフターパーティーに駆けつけた
アフターパーティーで乾杯するチームキャノンデール・ガーミンの選手たち。左からハース、モホリッチ、ツェプントケ、ベッティオル
アフターパーティーで乾杯するチームキャノンデール・ガーミンの選手たち。左からハース、モホリッチ、ツェプントケ、ベッティオル
挨拶に登壇したグイーディ監督はジロやブエルタで区間優勝している名スプリンター。ジャパンカップには選手として参加したこともある
挨拶に登壇したグイーディ監督はジロやブエルタで区間優勝している名スプリンター。ジャパンカップには選手として参加したこともある
U23最優秀選手賞を獲ったモホリッチ「レースも好きだけど、ここのファンはもっと好きだ。素晴らしい経験だったので、また来たい」
U23最優秀選手賞を獲ったモホリッチ「レースも好きだけど、ここのファンはもっと好きだ。素晴らしい経験だったので、また来たい」
ファンからたくさんのプレゼントを貰ってみんな大喜びだった         
ファンからたくさんのプレゼントを貰ってみんな大喜びだった         
パーティーでリラックスした姿を見せた選手たち。これで長いシーズンも終了だ
パーティーでリラックスした姿を見せた選手たち。これで長いシーズンも終了だ
イタリア人のベッティオルは、ファンのカメラを借りてチームメートの変顔を撮影して盛り上がっていた
イタリア人のベッティオルは、ファンのカメラを借りてチームメートの変顔を撮影して盛り上がっていた
ドイツ人メカニックのイェルクさん(中央)はこれが2回目の来日。1回目は何と宇都宮世界選だったそうだ
ドイツ人メカニックのイェルクさん(中央)はこれが2回目の来日。1回目は何と宇都宮世界選だったそうだ
選手と同じくらい人気者だったグイーディ監督。「カッコイイ!」という声が飛び交っていた
選手と同じくらい人気者だったグイーディ監督。「カッコイイ!」という声が飛び交っていた
抽選会で盛り上がっていたベッティオル。来春はベルギーに行くよと言っていた
抽選会で盛り上がっていたベッティオル。来春はベルギーに行くよと言っていた
抽選会でツェプントゥケのジャージを当てたのはこんなかわいいサポーターだった
抽選会でツェプントゥケのジャージを当てたのはこんなかわいいサポーターだった
抽選会でハースのジャージが当たった女性、誰のファンかと聞かれて「ハース選手です」と答えた
抽選会でハースのジャージが当たった女性、誰のファンかと聞かれて「ハース選手です」と答えた

キャノンデール・ガーミンで最後のレースを走ったハース

今年はいい成績を残せなかったが、ネイザン・ハースはパーティーの間、いつもと変わらずゴキゲンだった。「日本に来るのはいつも特別だ。僕にとっては国際大会で初めて勝ったレースであり、去年はガーミンで勝つことができて、本当に特別なレースだと感じている」と、パーティーの挨拶で話していた。

実はハースは、今季限りでチームを去り、南アフリカのディメンションデータへ移籍することが決まっている。「今年のジャパンカップは、チームキャノンデール・ガーミンで走る最後のレースになり、3人のチームメートと一緒に走ることができた。シーズンの最後を締めくくるには、とても素晴らしいやり方だった」

「僕は来年、MTN・クベカ、つまりディメンションデータに行く。チームはとても強く、僕にもたくさんのチャンスが巡ってくると思うから、モチベーションを変えていく必要があるだろう」

「しかし大きな疑問は、来年ジャパンカップに来られるかどうかということだ。そうであればいいと願っている。だからここにいる皆さんにお願いしたい。主催者にディメンションデータを招待してくださいと、リクエストしてくれないか」と、ハースはちゃっかり来年の招待をおねだりしていた。

あとでハースに「ディメンションデータは日本のNTTの子会社だって知ってた?」と聞いてみると、真顔で「もちろん知っているよ。だから招待してもらえるんじゃないかって、期待しているのさ」と、話していた。
 
来季移籍するディメンションデータも招待して欲しいと話すハース
来季移籍するディメンションデータも招待して欲しいと話すハース
日本が大好きなハース、来年もジャパンカップに来て欲しいネ!            
日本が大好きなハース、来年もジャパンカップに来て欲しいネ!            
キャノンデール・ジャパン http://www.cannondale.co.jp