別府、カンチェ、モレマがジャパンカップに参戦！　トレックファクトリーレーシング記者会見サイクルスポーツのニュース

ジャパンカップサイクルロードレース開幕が間近に迫った栃木県宇都宮市で、米国のトレックファクトリーレーシングが記者会見を行った。昨年ファビアン・カンチェッラーラは、直前のケガで大会には参加できなかったが、今年は元気な姿を見せ、別府史之、バウケ・モレマとともに大会への意気込みを語ってくれた。

　

●ファビアン・カンチェッラーラ（スイス／34歳）
「去年は参加できなかったから、日本でレースを走るのはこれが２回目。日本はファンも主催者も、本当にボクを大歓迎で迎えてくれる。これは素晴らしい体験だ。今シーズンはアップダウンが激しいシーズンで、コンディションのこともあって来られるかどうかはわからなかったが、こうして来ることができた」

「ボクたちのチームは強力で、地元選手のフミもいるし、強いクライマーのバウケもいる。ボクは彼らをサポートして良いレースができると思うよ。ここ日本でまた素晴らしい冒険ができるのを楽しみにしている」

●別府史之（日本／32歳）
「ボク自身は今年４度目のジャパンカップ出場になる。今シーズンは春先からジロ・デ・イタリアを目指して走ってきて、そのままクリテリウム・デュ・ドーフィネも走った。世界選のあと、ジャパンカップはシーズン最後のレースで、日本のファンの皆が本当に期待してくれている日本で最大のイベントだ」

「しかも今回トレックファクトリーレーシングは、モレマ、カンチェッラーラ、ポポビッチ、ディディエという、そうそうたるメンバーでこの大会に臨んでいる。うちのチームはすごく強力なチームだし、エキサイティングなレースになると思う。チーム一丸となって、勝利を目指してがんばって走ろうと思う」

●バウケ・モレマ（オランダ／28歳）
「日本に来るのは初めて。これはとても歴史のあるレースで好きなんだ。今日コースを見たけれど、ハードなコースだ。もうシーズンの終わりで、ボクにとっては長いシーズンでもあった。でも、もう１日頑張りたい。日曜日はいい結果を出せることを願っているよ」

　