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ブエルタ2015閉幕。新城幸也は日本人初の三大ツール完走者に

レース
これまで7年間 新城が支えてきたエース、ピエール・ロランは移籍が決まっているため、同じチームで走るのはこの日が最後。ロラン自ら新城との写真撮影を求めた Photo Miwa IIJIMA


ブエルタ・ア・エスパーニャ第21ステージは、マドリッド中心部に設定された周回コースで行なわれた。総合順位の変動も考えにくい最終日の平坦コースということで、とにかく選手たちが無事にゴールすることが最優先。今大会は落車や体調不良で選手のリタイアが相次ぐなか、9人揃って最終日を迎えるチームは、チームヨーロッパカーを含む数チームのみとなる。

数人の選手が逃げては吸収されるという展開を繰り返し、ハイスピードでレースが進む。ゴールは集団でのスプリントに持ち込まれ、新城は同集団の57位、総合65位で初のブエルタを走り終えた。

 
ファビオ・アール(アスタナ)が総合優勝で幕を閉じたブエルタ Photo Miwa IIJIMA


日本人初の三大グランツール完走者となった新城は
「初のブエルタでチャンスがあると思ったが、グランツールはやはり簡単ではない。とくにブエルタは3級山岳でも想像以上に厳しかったり、移動が長かったりと他のグランツールにはない過酷さがあった。それがわかったので、次に走る機会があればもっと大きなチャンスを掴めると思う。ジロで寒さ、ツールで速さ、そしてブエルタで暑さと、それぞれ限界を体験したので、どんなレースでも対応できるだろう。グランツールをすべて完走したので、次はすべてのグランツールで区間優勝が目標になった。来週は、このコンディションを保って世界選手権に集中して臨みたい。」

新城は9月14日にフランスの自宅に戻り、20日には世界選手権の舞台、アメリカ・リッチモンドへ
入る。

【text&photo:Miwa IIJIMA】